「片思い」をテーマに、2篇の詩を書いてみました!
よかったらお返事で感想ください。
「深層」
心の奥深くまで
削って、削って、
貴方の心の柔い層に触れられるまで
削って、削って…
貴方は貴方故に
ため息をつく私の姿を
見つめていてくれているのだと知った。
私の真似をするのが、上手だから。
やっと、触れられる。
その一歩手前で
自らの指先が鋭い目つきをした蛇のように見えて
それがとてもおそろしく
私は胸元のリボンを握りしめることしかできなかった、
心の果てまで
私が果てるまで
歩いて、歩いて、
歩いて、歩いて…
ここはこんなに寒いのに
感じる温度はあたたかかったり
層と層のあいだはどろどろしていたりした。
さしづめ、思うことは変わらないのでしょう。
心の奥深くまで
削って、削って、
一層のこと、骨の髄まで、
触れて、
確かめて。
「曇り夜」
雲が夜空に立ち込めて
月さえ見えなくなる盲目の夜
都会の苦い空気に触れながら
あの人の好きな飴玉を
無造作に口に放り込んだ。
広がる甘さが満ち満ちて
限りなく液状化する私。
月さえ見えなくなる盲目の夜
甘い感情とともに
曇り夜に溶ける私____。
ここまで読んでくれてありがとう。
またね。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
いいね。
めちゃくちゃいい。
人の心情をさ、例えるものがすごく心に響いた。
一話目は自分の心がズタボロになっていってても好きな相手のために我慢している…ように感じ取れました。
二話目は相手の好きな飴玉を食べて一緒になる…
空は曇っていて相手の心はわからないけど、それでも一緒にいたい…みたいなことが感じ取れました。
伝えづらいけど、すごく良かったです。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項