小学生の時、もしくはそれ以前から死にたいと思うことはよくあった。小さい頃の理由は忘れたけれど、小学生以降、特に中学からはいじめだ。僕には心の病があって、すぐに過呼吸を起こしてしまう。口はマスクで隠しているけれど、獣のように奥歯を力一杯噛みしめ、ハァハァと荒く口呼吸をする。だんだん手足がしびれ始め体が硬直する。背中が折れるほどの物凄い痛みだ。
だから、いつも保健室送り。時にはそのまま病院へ。修学旅行や遠足もダメ。行きたくても、そもそも誰れにも仲間に入れてもらえない。教室では化け物扱い。幸い勉強はできたけれど、体育などからっきしダメ。体力無しのヘタレだから、すぐに標的にされる。そんな僕を嫌う先生も多い。毎日、学校へ行くことは本当に地獄だった。朝が地獄だった。だから中学も高校もずっと1人で通った。体育祭や文化祭も休むか、一人自習室。お昼休みの昼食なんて食べたことがない。
今も只、だだっ広い校舎で独りぼっち。クラスメイトや、友達と称する赤の他人にいいように使われるだけの毎日。何の役にも立たない、醜く邪魔で、暇つぶしの玩具な存在。もう、僕は疲れた。一体いつ、僕は死ねるのだろうか。死が救いだって、いいじゃないか。