祖父は80を超え、元気に生きている。
あと10年は生きて、妹が独り立ちするのを見てもらいたい。
祖父の姉は米寿目前にして突然死した。
孤独死だった上真夏だったため、死体の原型はもう無くなっていたそう。
死因は不明だが、個人的には心筋梗塞だと思う。
伯父さんは30代でこの世を自ら去った。
働き口が見つからず、焦っていたところに実の兄とハロワの職員の心無い言葉が決め手となり車内で練炭を焼いていた。
私はその死体を見て、数年ぶりに涙を流した。
父親の友人の子が、吊った。
精神を病み、もうこの世にいたくなかったらしい。
私はその人の持ち物の一つであるゲーミングモニターをもらったが、正直嬉しくない。
母親の友人の子が病死した。
前々から体が弱く、頑張って生きてはいたが、亡くなってしまったらしい。
ここ数年、沢山の身内が亡くなった。
自分もある意味死にかけた。
この状況で生きているのは、死んだほうが迷惑だからという理由だけ。
かと言って自殺以外で死ぬ時間は選べない。
この文を書き終えたあと大地震が起こって死ぬかもしれない。
明日事故で死ぬかもしれない。
いつ死ぬのかわからないから、未練なく生きる。
未練なく生きたから、ちょっとしたことで死にたくなる。
それが今の私。