ご経験者のアドバイスお願い致します。
現在仕事のストレスから鬱病と診断されました
転職2年目50代です。入社後慣れない環境に加えて過剰な仕事量と仕事上のミスが原因で社内人間関係の悪化、上司からの恫喝を受け首を括ろうと試したことも数回ありました。休みは休めずこの2年で数日しか休めた日はありません。
休まず働いて怒られる仕事にやりがい、生きがい、日常生活にも楽しさをまったく感じない心境です。
仕事場の周りの人の会話が自分のことのように感じられ行き場のない辛さを感じる毎日です。
妻は気が強くまったく理解されません。弱く甘やかされた人間の末路のように言われています。
酷い毎日ですがそれでも会社に行っています。遅刻しそうなら走りますし、客との打ち合わせ予定も入れます。
そんな私は鬱病では無いのでしょうか。自分で自分がわかりません。
心療内科でテストをしましたが危険度がかなり高く、診察の際は常に自殺しない様諭されています。
自分は現実から鬱病に逃げているだけなのか、
ご体験の方がおられたら何でも結構ですからお寄せ下さい
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです
ななしさん
富士モデルについて言及したななしです。
拙文にご返信下さり誠にありがとうございます。貴方のご近況を勇気を持ってご共有いただいた事に感謝いたします。
周囲の理解が得られない状況は大変辛いですね。休養が必要であるのに、生活する以上、仕事の立場上、休むことができず、責任を果たし続けなければならないのが労働者の辛いところです。その上、無理解な周囲がせっつかれるというのは、大変勘弁してほしい事ですよね。
中年、老年以上となると精神医療に無理解な方が大変多いのが腹立たしく、そして職場や家庭で裁量を持つのも、またその中年老年である、という苦しい現実でございます。
しかしながら、大変つらい状況にあっても正しく通院され、”カンフル剤“ではありますが薬も処方され、それを利用しながら務めを果たされている貴方には私こそ感服するばかりです。
病識がない故に精神科受診すらも選択することができず、地獄の最中にある方を何名も見てきた私としては、貴方が医療と関わりを持っておられる事に安堵するばかりです。
お医者様にはどうか接触を続けられてください。そして、もしお医者様が雑談を受け入れてくれるような方であれば、この小瓶に書いたような事を洗いざらいお話してください。貴方が本当に苦しい現状にある事を理解し尚且つ援助能力がある方と、決して縁を切ってはなりません。
ただ少し、貴方の現在のご状況及び“カンフル剤”とお医者様がお薬を称した点について、少し気になる点がございますので、勝手ながら以下に私の知見を共有させて頂きます。
検討外れな事を申し上げているかもしれませんが、貴方のご体調が大変心配であるが故です。
単刀直入にお尋ねしますが、貴方が処方してもらったお薬は“抗不安薬”ですか?
辛いことがある時、これから辛いことが起こる時“だけ”、“頓服”として飲むように、とされたお薬ですか?
他に、お薬はもらっているお薬はありますか?
結論からもうしあげますと、貴方の、休養を取り難く、周囲も理解が得られない状況では、頓服の抗不安薬のみでは力不足かもしれません。
将来的に抗不安薬に依存してしまうか、病状の改善が一向に見られない恐れがあると感じております。
http://sp.sunny-link.jp/tawara-clinic/remedy/
こちらのリンク(精神科)をご覧いただくと分かるのですが、貴方やかつての私のような重度のうつ病患者への第一選択は“抗うつ剤”です。
抗不安薬ではありません。
抗うつ剤は依存性が無く、うつ病のそもそもの原因である神経伝達物質の枯渇を防いでくれます。
うつ病では、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンが枯渇し、安心感、やる気、気力が失われます。
・すぐイライラしてしまう、常に誰かが悪口を言っている気がする、皆自分を嫌っている
→セロトニンの枯渇、「不安」です。
・集中力が続かない、何も手がつかない、常に憂鬱だ、趣味に意欲が湧かない
→ノルアドレナリンの枯渇、「無気力」です。
・喜びがない、生きがいがない、生きててもしょうがない
→ドーパミンの枯渇、「無関心」です。
貴方の苦しみに、よく当てはまっているのではないでしょうか?
うつ病を治すのは心が本来持つ回復力です。
しかし、回復力は休息、即ち1に睡眠、2に食事、3に適切な運動が無ければ働けません。
しかし、この病の憎たらしい所が、その回復力を麻痺させる病であることです。
不眠、イライラ、不信感、自己嫌悪...
だからこそ、常に服用し底から上げていく薬、抗うつ剤なのです。
抗不安薬は、飲めばすぐに心地良くなりますが、その反動で依存性が高い事は近年問題になっています。心療内科・精神科のHPでも控えめな紹介・依存性の念押しになっている事が見て取れるでしょう。
(抗不安薬を処方するのは、前時代では「仕事を辞めて田舎にでも帰って優しい実家の家族と畑弄りでもしてたらうつ病は治るよ(抗不安薬はどうしてもキツい時にだけ飲みなさい。ちょっとだけなら大丈夫だから。」といったような療法で、かつては十分だった名残りではないかと私は勝手に考えております。)
貴方のお医者様も言う通り、抗不安薬はカンフル剤、折れた骨に痛み止めを与えているだけです。
しかし、抗うつ剤は、脚を支える木の棒、もしくは松葉杖となってくれます。
必要が無くなれば、外せます。
依存性もなくすっぱりとやめられます。
私もうつ病の治療初期は手の震えや周囲への不合理な不信感、自殺願望、不眠に悩まされていましたが、抗うつ剤の服用を1、2週間続けた辺りから明らかな改善が始まり、半年経った後ではぐっすり眠れるようにもなりました。意欲も回復し、余暇に趣味でもやってみるか、という気力も取り戻せました。
この間、私は休職することができませんでしたが、何とかやり過ごすことができました。
因みに、抗うつ剤が底上げする神経伝達物質は体内で腸等他の臓器でも利用される物質であるため、副作用(悪心、下痢、便秘、頭痛、等)に体を“慣らす”為に少量の濃度から徐々に服用する濃度を上げていきます。毎日服用し、効果を実感するのに1、2週間程かかりました。副作用は服用を続けていくとその内軽くなるそうで、実際そうでした。
つまるところ、私は貴方が抗うつ剤による治療を受けられているかどうか、心配なのです。
非常に過酷な環境で、正しい病識を持ちしっかり通院されている貴方が、休息が取れない事、その時に抗うつ剤による治療が受けられていなかった事が原因で先細りされてしまっては大変口惜しいのです。
厄介な仕事と家庭が、貴方にとって心地よくなるよう環境調整をするための、説得するための、そもそもの元気の底力を医療で取り戻さねばならないのです。
もし、以上の説明を読んで、何か思う事がありましたら是非お医者様に治療方針など相談されてください。
いざという時はセカンドオピニオンも検討されてください。
再び貴方が貴方の人生を取り戻せるよう、心から応援しております。
ななしさん
ご返信下さいまして感謝致します。
ご自身の心の病を受け止めつつも世上の動きも掴んでおられる貴方様に感銘を受けております。
今の私は、会社に休職すると申し出たはいいのですが、すぐに休みたいについては周りは迷惑と言われ、更に休職中は無給という事なので結局通常出社をしています。少ない有休を夏休みに加えて、既にいつ回復予定かまで聞かれています。恐らく嘘つきと思われているのでしょう。上司が2人がかりで面談、それも何回も。そんなストレスも今の自分の不眠である事も伝わらない。現実はそのようなものでしょう。まぁこれがベテラン社員であれば扱いも違うのでしょうけれど、、
社内の会話が自分の批判に聞こえる
自分宛に話しかけられるとイライラしてしまう
会話を長くされるとうんざりする
自分への指導も批判も同じに聞こえる
死ぬしか解決はないと思い浮かぶ
今日また首に縄をかけてみようと思う
会社に自分の居場所は無く扱いたくない物と思われていると強く感じる
医師からは大腿骨が折れているのにカンフル剤で仕事しているような物と言われますがその通りに感じてます。
これを言ったところで会社も妻も理解しない。妻はこんな自分に色々解決策を挙げますが9割まで我慢して聞いても残りで自分の怒りが爆発してしまう。それでも怒りは自分や家の中に向けているのでまだいいのだろうか、もし外に向けたら犯罪になってしまう。そんな自分にならない様に口を噛む。
こんな心境到底まともではないよな
今後のこといつからいつからと捲し立てないでもらいたい。
サボるわけじゃないから
少し放っておいてくれないだろうか
こちらはカンフル剤打って客のトラブル防止に出社しているんだから
まだ出来てないんだもういいやと言わないで欲しい。
生きている意味を感じないから
そんな現状です。
ご助言心に受けて参ります。同じ方がおられることに何より勇気付けられます。ありがとうございます
ななしさん
うつ病経験者です。
小瓶主様の状況や感覚と非常に似通った状態で受診したところ、重度のうつ病と診断され、投薬治療を受けました。
貴方も心療内科での診察の結果の通り、うつ病なのだと、この小瓶の文章を読んで自分も拝察します。
うつ病は病気です。
甘えや気質ではありません。
だからこそ薬があり、国民が負担する医療保険により自己負担が軽減されます。
特にうつ病は自殺に大きく関わるファクターであるにも関わらず、受診率が非常に低い事が問題です。
そもそもストレスチェックテストが存在するのも、そう言った精神の病の防止(勤務時間、異動、休職等の配慮)、対策(産業医から精神科医へつなぐ)を国が企業に義務付けているからです。
自殺は40-50代男性にとって、死因の1-3位に収まります。つまりうつ病は、三大疾患に匹敵する病とも言えそうです。
例えば、高血圧・糖尿病の薬を今後一生飲んでいかなければならないような同年代の方を、貴方は馬鹿にしますでしょうか?
うつ病も同じく、治すべきただの病気です。
職場、奥様、貴方自身が認めるか如何に関わらず、うつ病の診断は抗うつ剤を処方する理由になり、福祉の観点では自立支援医療費制度の対象になります。
多くの方は薬を飲みながら働いたり、静養したりしながら通院し、治していきます。
私もそうでした。
厚生労働省は平成20年代から既に、自殺・うつ病対策プロジェクトを推進しているくらいです。
その時代に多く励行されたキャンペーンの中に、うつ病の大きな症状の一つに「不眠」がある事に着目し、働き盛りの男性に対して2週間以上不眠が続いているようであれば、専門医にかかる事を薦める『富士モデル事業』があったそうです。
その事業のポスターでは、
『お父さん、ちゃんと眠れてる?』
『2週間以上の不眠はうつのサイン』
『お医者さんに行かなくちゃ!』
という、娘から父親に語りかける形のフレーズが使用されていました。
僭越ですが、私としては小瓶主様の事を想起せずにはいられませんでした。
このお返事は厚生労働省の『うつ自殺予防対策「富士モデル」事業報告 〜睡眠キャンペーンの展開〜』を参考にしております。
「富士モデル事業」で是非検索してみてください。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです