最近人を殺す夢を見る。
現実では知らない人のはずなのに妙に親しくて、ずっと友達だったような気がする人を殺す夢。
殺す前には他愛のない話をして、彼らの笑う顔を見て、少し楽しかったことを覚えている。
いつも殺し合う場所は同じで、コロシアムみたいなところ。お客さんもたくさんいる。
今回は2回戦目で、私は包丁とか拳で近接戦闘のタイプで、彼はでっかい刀を振り回してるし、斬撃みたいなやつが出てる。流石に夢っぽいなとか思いながら、力負けしちゃうし、刀を受け流すためにも打刀くらいのやつが欲しいなって思うんだけれども、自分が持ってるのは模造刀だけだしな、あれは実用的じゃ無いよな、彼の攻撃に模造刀があたったら小物とか壊れて吹っ飛ぶよな、って思っていた。ところが気がついたら模造刀を手に持ってる。
なんとか彼に勝って、夢から覚める前に彼と話して、彼が息絶えて、また彼とは違う、現実では知らない友達みたいな人と話しながら夢から覚める。
人を殺した感覚がずっと手に残ってて、殺してしまったけどまあ仕方ないよな、くらいにしか思っていない。
今の所2連勝だけど負けたら痛そうだなとか思ったり。
奇妙だと思ったのは私の部屋のベッドの上には本当に模造刀があって、人を殺す夢を見た時にはいつも、目が覚めた時に模造刀に手が触れてること。
いつも不思議だなと思っている。
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