凄く情けない話なのですけれど、小瓶を流してみます。
私は数年前に学生として就職活動をしていました。色々と自分なりに頑張りながら会社説明会に行ったり書類選考とか面接練習をして、普通の就活生として過ごしていました。
ある面接で「もしかしたら勤務先が少し遠方になってしまう可能性もあるので、引越し等もあるかもしれないから親御さんに確認をして欲しい」と言われました。
母の回答は大変有難いことに「大丈夫、気にしないで頑張ってね」でした。
当時はその言葉に凄く安心したのを覚えています。迷惑をかけて申し訳ないとも思ったし、ありがとうとも、ちゃんと頑張ろうとも思いました。
その後数回の面接を終え、無事に内定を頂きました。とても嬉しかったし友人や先生方にも沢山「おめでとう」の言葉をいただきました。
私自身も、早く母に内定を伝えたい、褒めてくれるかな、きっとみんなと同じ様に「おめでとう、頑張ったね」と言ってくれると思いながら帰路についていました。
けれど母に「内定もらったよ!」と言った途端、返ってきたのは罵声の数々でした。
「信じられない」「お前は頭がおかしい」「一人暮らしの金なんてない」
頭が真っ白になりました。この先どうすれば良いのか、内定だって取り消しにしないと、先生にはなんて言えばいいだろう、就活最初からやり直さなきゃ、そんなことをぐるぐる考えて、その先数日は頭が真っ白なまま会話も録にできなくなりました。
そんな私に嫌気がさしたのか、数日経って母の癇癪が始まりました。
「逆恨みもいい加減しろよお前」「親に対してそんな態度信じられない」「本物の家族じゃないみたい」「一人暮らしさせるなんて言ってない」
一方的に浴びせられる言葉があまりにも苦しくて、気付いたら部屋に逃げて過呼吸を起こしていました。
全身が痙攣して体が自由に動かせなくなりました。
それでもどこか頭の中は冷静で、ここにいたらころされるんじゃないか、いやしぬんだなと。ここにいたらしぬんだと思いました。
気付いたら友人に助けてと叫んでいました。
気付いたら家を飛び出して、始発に乗って逃げていました。
でも、友人の家を転々としていくなかで、「本物の家族」を見てしまったんです。
休日には家族で動物園に行って、食卓は明るく、毎日会話が弾んでいる。
そんな家庭に、私も一緒の家族と同じように迎え入れてくれた友人のご家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
けれど同時に、どうしても心が痛くて仕方ない。毎日かかってくる母からの電話に、適当な謝罪と逆ギレが繰り返されるメッセージ通知に、離れてみてから嫌でも思い知らされる自分が如何に無意識下で親を軸に生きてきたのかという現実に。
私の家族とは決定的に全てが違う「家族」の形が、あまりにも眩しくて苦しかった。
暫くして色々あって、家に帰ってからはただただ生きているのみです。親の出す生活音が恐ろしい、自室に近付かれるだけで心臓が縮む感覚になります。話しかけられても喉が締め付けられて言葉を発する事ができません。
数年前のあの日から、親とは話せなくなりました。
自分の大好きだった趣味も楽しくなくて、ご飯も美味しくない、眠っても悪夢、起きてても苦しいだけ。
気晴らしにと散歩をしても、風景に対して「あの川に入れば、」「あの高いビルから、」そんなことしか考えられなくて散歩もやめました。
親と言い争いをしてしまっただけでは?と感じるかもしれません。けれど今回の件は最後のトリガーを引いたきっかけでしかなく、今までの数十年の積み重ねが爆発してしまっただけなんだと思います。
昔から夫婦仲は良くなかったですから、癇癪起こしたり理不尽に怒られたりなんてこといつもなら「またか」と流せたはずなんですけど、あの時は就活のストレスとか疲れとか、お祝いの言葉への期待が大きすぎたのも悪かったのかなと思います。
良くも悪くも、子供は親が好きなのですね。親の無償の愛とはよく言いますが、実際のところ無償の愛は親より子供から発せられるものなんじゃないかと思えて仕方ないです。
子供の愛情に甘えて、ふんぞり返って、それにかこつけて子供を物のように振り回す親がいるのは本当になんなのでしょう。
そんな私の母親も今じゃ、私がこうなっている理由も忘れてしまっているのではないかと。リビングでは大音量で「子供が自立するために」的な動画を流しているので。
私にとっては数年前のあの日は昨日の事のように永遠に頭にへばりついて毎日思い出すほど離れない事ですが、周りの人からしたらもう随分と昔のことなのだなと最近気付いてプチ絶望をしたりしました。
私はただ、頑張ったことを褒めて欲しかっただけです。よく頑張ったねって言って欲しかっただけ。「家族」にそれを求めたのは何かおかしいことだったのかと、今ではもうよく分かりません。
母の言う「本物の家族」って何なんでしょうね。
誕生日の夜に、親を手にかける夢をみて何だか安心したり、母の言う通り私は「本物の家族」じゃない、頭のおかしい人間なのかもしれませんが、そんな私ですが、まだ私を助けてくれたり、笑って話しかけてくれる人達がいるので、その人たちにいつかお礼ができるように、少しずつでも前進できるように頑張ります。
私の弱音を長々ごめんなさい。あまり人には話せないので、ここに少しだけ書き込ませてください。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです
ななしさん
あなたの感覚は間違っていません。
少しずつ快方に向かうとよいですね。
許可をもらってから就職が決まるまでの間に、お母さまの方に何かよくないことがあったのでは?と感じます。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです