「風のち旅」(「飛べたなら」のリメイク。結構変わっちゃった。)

「風のち旅」

明日ここで、飛べたなら
明日行くよって言えたなら
僕は誰かのためになれるかな？
理由が欲しいだけなの
愛して


求めるだけ求めて
返せるものは薄汚い笑顔
縛るものは何もない
この足の鎖は何だろう？
今日の空は風模様
降りゆく雨、溶け込んだ衝動を
知っているふりをした
優秀回路これでいいかな

繰り返す朝焼けに期待して、

明日ここで飛べたなら
明日行くよって言えたなら
僕は誰かのためになれるかな？
理由が欲しいだけなの
明日心(ここ)が晴れたなら
明日またねって言えたなら
僕は誰かに感謝されるかな
別にいらないけど、ねぇ
愛して


曇ったのは瞳か
猫が鳴くひだまりの中で
選びとる成功例
固めた頭蓋骨あざ笑う
今日の空は旅模様
スマホだけ持って砂浜へ
透けていく足元を
どうせ無理だと眺める僕

砕けた貝殻に映るのは
未来に気づいた愚かな自分
もう一度なんて幻想を
つかもうとした日の蒼い夏を

繰り返すため息に期待して

明日ここで飛べたなら
明日行くよって言えたなら
僕は誰かのためになれるかな？
理由が欲しいだけなの
明日心(ここ)が晴れたなら
明日またねって言えたなら
僕は誰かに感謝されるかな
別にいらないけど、ねぇ
愛して

ねぇ？落し物
拾ってよお巡りさん
ねぇ？忘れ物
思い出させて先生


昨日ここで笑えたなら
今日も平気って言えたなら
明日が手を引いてくれるかな
根拠は無いけれど
昨日の自分を消したなら
今日もうまく生きれたなら
明日はもういらない、考えない。
理由は何もなくても

大好きだよって言えたなら
愛してるよって言えたなら
僕は誰かの中に残るかな
残らなくてもいいかな
きっと明日も僕がいる
世界は何も変わらない
関係ない、風に生きるんだ
声が枯れるまで叫ぼう。
愛してるよ！


風よ吹け、風よ吹け
風、夜更けに限りなく
風、ときどき雨の中
風と君の賛歌
雨よ咲け、雨よ咲け
雨、夜明けに恋焦がれ
雨の君に会いたいな
雨ときどき旅模様




これで考察できる人いますか？