こんな世界でしたっけ？先日お店で、棚の高いところにある瓶を取れずに困っている年配の方がいました。私が声をかけて、瓶を取っ

先日お店で、棚の高いところにある瓶を取れずに困っている年配の方がいました。店員に頼みたくてきょろきょろしているのですが、あいにく店員はみんな接客中。
なので私が声をかけて、瓶を取ってあげたのですが、それだけでものすごく驚かれました。「今時こんな親切な人がいるのか」とまで言われました。

同じようなことが数年前にオーストラリアでもありました。
スーパーで買い物をしていたら、冷蔵ケースの奥の食品を取れずにいるお婆さんがいたので、声をかけて代わりに取ってあげたのですが、満面の笑みでYou are too kind!（まあ、親切ね！的な言い方）と言われました。
上の「今時こんな〜」ほどではないですが、オーストラリア人にしてもちょっと大仰な反応に思えました。

手の届かないものを代わりに取ってあげるって、そんなに感謝されたり驚かれたりすることでしたっけ？

負の感情だけでなく、善意や親切も伝染すると思っています。若い頃、電車で席を譲った途端、周りの人も次々席を譲り始めた、という経験もしました。
この世界を少しでもよくしたい、と意識的に、でもそんなに気負わずに、小さな人助けをしようとはしてきました。
それで気がつかないうちに感覚が大きく世間とずれてきたのでしょうか。
それとも、歳を取りすぎただけでしょうか。

本屋さんで、平台の本の上に座って立ち読み、というか座り読みしている子供がいたので、「そこは座るところじゃないよ」とやんわり注意しました。その途端、その棚の裏から母親らしい人がまわり込んできて、ものすごい形相で睨みつけてきました。
そこまではまあ、時代だなあ、そういう母親もいるよなあ、としか思わなかったのですが、後日高校生の友達（20歳ほど年下）にその話をしたら、あなたが悪い、ときっぱり言われて驚きました。そこは店員を呼ぶべきで、直に言うのはおかしい、という意見でした。友達個人の意見かと聞くと、クラスメートに聞いても同じことを言うだろう、と言われました。

なんだかこの頃いろいろなことで、この世界ってこんなところだったっけ？と感じます。

名前のない小瓶

176274通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

ななしさん（小瓶主）

お返事をくださった皆様、どうもありがとうございます。

今回の小瓶は、嘆きでも、愚痴でもなく、ただ漠然と疑問に感じていることをそのまま書いて流してみたものです。
その意味で、慰めやフォローはなくても大丈夫です。心配してくださった方、ありがとうございます。

何が良くて何が良くないか、善悪の基準すら、時が移るに従い変わっていきます。
そのことを概念としては理解していましたが、ここ20年ほどの間に見てきた実例を考えると、その変化が急激で、頻度も高いように感じます。
しかもその内容は、より個人主義的で、より殺伐とした、人間味の薄れる方向を指向するものが多いような…

いいこと、親切、の中身もどんどん移ろっていくのでしょう。
寂しいというより、そういうものなんだな、と捉えられるようになってきたことが、長く生きてきたことのせめてもの救いかもしれません。

こんなことでも、誰かに聞いて頂きたくて。
とりとめもないことを失礼致しました。

ななしさん

貴方のなさったことは、良いことだと思います。
キツイ言い方ではなく、やんわり仰ったのですし。
注意するというか、マナーを教えてあげたのですよね。

世の中みんなで子どもたちを守り、教え、必要な時は厳しくするという意識が薄れているんでしょうか。
少子化で、子どもは自分の所有物のように思っている親もいるので、関わってもらいたくないんでしょうか。
子どもたちが、家庭内の狭い関係の中で、どんどん息苦しくなっているような世の中ですね。

ななしさん

こんにちは。自分か良かれと思ってやった親切が、周りの人に逆に迷惑かける結果になってしまった経験を持つものです。職場の上司から注意を度々、受けました。その場の状況や、相手の都合を考えていなかった自分を反省してます。親切をすることで、私を認めて欲しいという気持ちがあったのだと思います。

名無しさんのように、高い場所にある物をお年寄りの方に取るなど、自然な親切出来ると素敵だし、心もほっこり出来るよね。

アメリカメジャーリーグの大谷選手は、それが出来てて、すごいなと思ってます。

以前、おそらく発達障がいがある男性と、外出先でヒョンなことから会話したとき、別れ際に「こんな、僕の相手を貴方は一生懸命してくれた。ありがとう。」と声を掛けられた経験があります。
その言葉に、心が震えたの覚えています。
ただ、話を聞いて、簡単なやりとりしただけだったのですが。驚きました。凄く嬉しかった。でも、その時も自分の心の片隅に、障がいを持っているひとには親切にしなければいけないという思いがあったのは確かで、逆に恥ずかしいなと思いました。

ななしさん

私も同じことをよく感じます。
少し前外出していたとき、前を歩いていた人のリュックのチャックが少し開いていて、中に入っていたメガネケースのようなものが落ちたので拾ってあげたんですけど
すごく驚かれて、大げさに感謝されました。
最近他人への思いやりの気持ちを持っている人って中々いないですよね。みんな大体見て見ぬふりをしますし。
もっと優しい世界であってほしいですよね、、、

小瓶主さんの他の小瓶

人と話すのが怖い。昔から人と話せないとか、対人恐怖症というわけではないです。ですが、ここ数年、話し相手の反応に違和感を感じることが多いんです。引き寄せに悩むどなたかへ。あまり質の良くない人を、自分は引き寄せているんじゃないか。そう感じて悩んでいる方はいないでしょうか。

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

SNSはだるい今日の夢お父さんに会いたい笑って、幸せに。結局自分が悪いのにクラス替えの発表があったんです。去年が楽し過ぎて幸せに思っていたのもあって、今年に希望が持てないし、学校なんて行きたくないし、できることなら死んでしまいたいとも思っています悪く言えば洗脳。一人暮らしを始めて知った、私は母に依存していたし母もおそらく私に依存していた。どうしよう、怖い。悩みごとだらけ。何ヵ月かぶりの児童相談所での面談のこと。春休みの部活に全然行けてないこと。春休みの宿題に手をつけられてないこと拝啓、会社のクソババアへ 2024/3/30 ちょっといいこと。こんなに喜ばれたことはないよ、ようやく垢抜けの成果が出てきたあーなんかもう死んでしまいたい。生きる意味がわからない。毎日つらくてどうしようもないような不安におそわれて。死にたくないけど生きるのも嫌で。虚栄心の塊。どうしても見栄が張りたくて、話の筋に自慢を混ぜるのが癖になっている。虚無。苦しみ、悶え、逃げ出したくなるような日々。何処にも居場所なんてない言葉だけが何処にたどり着くはずも、届くはずもなく落ちる私は存在しない方が良いのかもしれない。。私には、なにも良いところが無い。周りの人たちは全員必ず良いところがあって、褒められているのに。私だけ今まで何も褒められたことがない

こんな世界でしたっけ？先日お店で、棚の高いところにある瓶を取れずに困っている年配の方がいました。私が声をかけて、瓶を取ってあげたのですが、それだけでものすごく驚かれました。