※長文です。暇な方だけお付き合い下さい。
一昨日のことです。
詳細は省きますがやらかして,親に怒られて妹に罵倒されて,「死ね」って言われて,全部全部自分が悪いってわかってたから,私も死にたくなって,9時頃に家を飛び出しました。
着いた先はすぐ近くの堤防です。
その堤防には1箇所だけ,階段があって,河原まで降りられるんです。
何回も何回も降りました。
河原まで降りたら,草むらの中を進んでいきます。
何回も何回も通ったから,道はできてますが,やっぱり草に足を取られて,まるで止められてるみたいでした。
今度こそ死んでやる。今日こそ死んでやる。
そんな思いでずんずん進みました。
そしてあと一歩踏み出せば飛び込めるくらい川に近づきました。
あたりは真っ暗で,でもその手前に川があることは確かにわかりました。
流れは穏やかなのに,どれだけ深いのかも,冷たいのかも,そもそも本当に流れが穏やかなのかもわからなくて,足がすくみました。
何やってるんだ。一歩だけだ。行けよ。飛べよ。
声に出しても,飛べませんでした。
それから10分くらいして,
「あーやっぱり死ねないんだ。私は。ここまで絶望しても無理なんだ。」
そう声に出して,泣きました。
しばらくしてから,草むらに寝転がりました。
空はどこまでも高くて,星も綺麗でした。
目を閉じたら草の匂いと土の匂いがしました。
なんの虫かわからない声となんの鳥かわからない声もしました。
気持ちよかったです。
帰る時は階段を使いませんでした。
草だらけの坂道を,全力で駆け上って,転びそうになりながら登って,てっぺんまでついたとき,とても清々しかったです。
どれだけ死にたくても,私は,死ねないんです。
ていうかほとんどの人がそうですよね。
生きるのが辛いから死にたいんじゃなくて,死にたいのに死ねないから,「死にたい」っていう願望になるんですよね。
多分これから先も何回も何回もあそこに行くけど,きっと最後の一歩は踏み出せないんです。