もしかしたら、私の名前を見てピンと来た人も居るかも知れませんが、この名前、亡くなった弟がゲームで使っていた名前です。
弟は私とは正反対で、誰からも愛されて、やる事がいちいち大胆でした。そんな弟もSkypeやら色々なツールを使って色々な人の話を聞く活動をやってました。弟が亡くなってから今まで話しを聞いてきた人達の記録をファイルしたものが見つかり私は知りました。
弟は早期に自分の病を知り、死期を悟ったかのような記述もありましが、自分の不安や、死への恐怖を隠すように人へ優しさを注いでたのだと思います。
弟曰く、自分が人の為に何かをしているならばそれは偽である。あくまで自分は自分の為にやるのだと。
私は、弟が疎ましかったです。しかし、亡くなって色々知らざる事を知り、自分が愚かだと気づきました。私の判断基準はすべては目先の事。自分の言葉が人に与える影響をも考えていた弟とは雲泥の差です。
私自身、そこまで考えてくれる人が間近に居たのに本当の意味で気付けたのは初老になってからです。
今、私は自身の為に人に優しくしたい。そう言う者になりたい。