もう1月も終わりそうで、高校に入って1年近経つけど、未だに目覚めたら中学生に戻ってるんじゃないかって思ってしまう。
中学でずっと話を聞いてくれた先生。卒業後は当たり前に繋がりは消えるけど、また話を聞いてもらえるんじゃないかって、信じてた。
いや、無理なのもわかってるんだけど。
そりゃ無理だよ。無理だったもん。この前中学校に会いに行ったけど、前は無かった距離がある。縮められる気もしない。
自分の中の時はいつまでも進まないのに、嫌な言い方だと先生の仕事相手は、1年ずつきっかり変わって、私はちゃんと高校生なんだ。
卒業後に長引いた委員会の仕事の時、その先生もライングループに招待されてた。そのグループ内では普通に先生も話してたんだけど、少し経って誕生日に連絡したら、もう連絡はつかなくなってた。
アカウントを変えたのか、いきなりの個チャだからスルーされてるのか。どっちだとしてももういいや、って諦めたつもり。
けどそんなことが引っかかっていつまでも現実を見つめられない。やりたいことがあっても、何かが足りなくて求めてる感じがする。
奇遇だ。
私も高一で、話を聞いてくれた病院の先生と中学校の先生がいなくなってしまった。
自分が中一だったとき、小学校の話を聞いてくれた先生に声をかけたら見事にスルーされて病んでしまったこともある。
でも、冷静に考えると、先生は何人、何十人も君や私みたいな生徒を見てきた。
だから私達にとって特別な人でも、先生からするとそうでもないということだ。
ある学校の先生が、
「突然知らない人にメールで同窓会に呼ばれ、実際に会場へ行って名乗られてはじめてその子が自分の教え子だと知った」
というはなしがあり、覚えちゃいないということがわかる。
割り切るしかない。
忙しくなれば良い。
もしくはぼーっとすれば良い。
考える余裕をなくすか、考え切ってしまうかしてみてほしい。