友人が憎い。あの子がとても憎い。
低い点を取っても、学校に行かなくても、行ったとしても早退しても、自分の意思で行動しても、怒られないあの子が憎い。怖がらないあの子が憎い。憎くて憎くて仕方ない。
どうしてあの子は許されてるのか。どうしてあの子は叱られないのか。そう思えて仕方ない。羨ましくてたまらない。
優しい人だって知っているのに。努力している人だって知っているのに、憎くて憎くて仕方ない。妬ましくって堪らない。
友人のあの人だって悩みがあって、頑張っている事を知っているのに、絵を描いているあの子に、妬みが溢れて止まらない。
嫌いじゃないのに。大好きなのに。大切なのに。仲良くしてくれてるのに。
時折あの子が憎くなる。妬ましくて羨ましくて、壊したくなる。不幸を望んでしまう。嫌いじゃないのに、大嫌いになる。逆恨みが止まらない。
ずっとは無理でも、出来る限り仲良くしていきたいのに、その瞬間だけ彼女の首に手を伸ばしてまう。ぐちゃぐちゃでもうわからない。