頭ではわかっているのに
全然だめだな
いままで定期試験を
死にものぐるいで
頑張ってきた
それをばかにする
周りの人を無視して
必死でやってきて
成績は良かった
だけどいま
この時期になって
勉強していなかった人が
少しずつするようになって
私のことを馬鹿にして
頑張っていることを
笑っていた人たちも
勉強するようになった
私はといったら
勉強できなくなった
学校と部活に行くのが
精一杯で
やっと生きてる
少しずつ抜かれはじめた
悔しい悔しい
いままで頑張ってきたのに
なんで馬鹿にしてた
人たちに負けるの
あの人たちに勝てるもの
もう何もなくなった
頭ではわかってるんです
勉強しない自分が悪い
パニックになったり
することを自分が
いま何もできないっていう
言い訳にしているのが悪い
私が怠けている間に
あの人たちは
心を入れ替えて
必死で努力してるから
負けるんだって
十分わかってるんです
でもでも悔しい
なんでどうして負けるの
何も能のない私が唯一
あの人たちに
劣等感を感じずに
済んだことなのに
笑われても頑張ったのに
負けたくない
絶対に負けたくない
苦しい
独断でお返事することになるけれど。
勉強もなにも。勝ち負けではないからさ。
あなたは皆に。
負けてしまっているんじゃなくて。
あなたが自分に負けているんだと思うよ。
あなたを嘲笑った他の人が、
勉強を始めた。
それは良いことではあるけれど、
心の何処かで受け入れられない部分がある、
とあなたは思っているんじゃないかな。
と俺は思います。(ややこしくてすいません)
それはそれで良いこと、
でいいでしょう。
きっと彼らも反省しているはずです。
そう理屈ごねたものを、
あなたが。あいつ等に馬鹿にされながら、
必死で頑張ってきた、
という大きな出来事の踏ん切りが、
つかずにいる。
そういうことでしょうか。
自分にないものを、
相手が持っていると思っていませんか?
そこから来る劣等感が、
あなたを突き詰め。
追い込んでいるんじゃないかな。
きっとそれに負けているんだと思うんです。
学校の中で、部活の中で。
少しずつ。行き場が見えなくなって。
心では解っていなかったんじゃないかな。
怠けていたんじゃなくて、
すごく葛藤を生み出していたことが。
そこから頭が判断して、
また苦しみを生み出してるんじゃないかな。
少し整理しようよ。
あなたは勉強なら、
周りに勝てると思っていた。
それは裏返しに、他が全然だめだ。
って思っているようなものだよ。
その思いが駄目なんじゃないかな。
勉強していなかった人だって、
そんな劣等感から努力している。
やっていなかったから出来ないのは、
当然でしょ?
ただそれだけのことだと思うよ。
葛藤のせいで、勉強にも何にも、
手がつかなくなってきている。
その言い分は、ここではもっともだけど。
学校の、勉強していなかった人に言っても、
何にもならない。
自分への言い訳を他人に言っているだけだよ。
だから、
その思いはこの場所に置いて行ってね。
あなたは能無しなんかじゃない。
能無しじゃないことを知らなかっただけ。
誰だって負ける時は負けるし、
勝つ時は勝つ。
勝ちたいなら、まずは肩を並べよう。
勝った人を目標にしよう。
通過点にしよう。
相手との勝ち負けは、それからだ。
自分の将来のため、
自分の知力向上のため、
誰かに勝つ。
っていう不安定なものじゃなくて。
出来るからやる。
それで良いと思いますよ。
では、長くなりました。
これで失礼します。
蝶になりたい蛾