大変だね、七燈くん。
僕は生きるんだ、どんなことがあっても生き抜くんだって言ってたけど…あれ？あの決意に満ちた表情はどこへ？w
つまらないね。
ちょっと昔のこと思い出しただけで崩れてんの？
フラッシュバックが止まらない？消えたい？
あぁ、そう。
どうでもいいけど。
ねぇ、七燈くん？
この立場は君のものじゃなかったんじゃない…？
ね、そうだよね？
周りの期待に応えようとすればするほど、君は自分の無力さを痛感する。
可哀想にね。
大丈夫かな？涙なんて流して。
大丈夫かって聞いてんの。返事は「はい」だろ。
君に優しさなんて必要ないでしょ？
七燈くん。
みんなが君のこと優しいとかなんとか言っても、僕だけは知ってるよ？
君の優しくない部分は、僕が1番知ってるよ。
僕に対しての僕って、本当に冷たくて非情だよね。
ねぇ？
出来損ないのお人形さん。
可哀想に。
今日もいじめられて。
でもさ、仕方ないと思わない？
こうでもしないと、日々溜まっていくばかりの寂しさと、「消えたい」の気持ちは、いつまで経っても頭から離れないでしょ？
物にあたるなんて有り得ない。
ましてや他人になんて八つ当たりできるわけがない。
君しかいないんだ。
受け止めてくれるよね？
なんて顔してんの、いじめられるのなんて慣れてるでしょ？
うざいよ、同情求めないで？
君の辛さとか誰も興味ないから。
君のことなんて誰も興味ない。
消えてくれ。
目障りだから。
君の全てが癪に障る。
声も顔も性格も全部。
他人に褒められようが、僕からしたら全部醜いんだよ。
お前さえいなければ、こんな辛くなることもなかったんだよ。
責任とれよ。なぁ。
生まれてきた責任とれよ。
