今日18歳の誕生日を迎えました。
ちょうど私が好きな韓国のアイドルの2年ぶりの東京ドームでのライブがその日に重なり、チケットが取れなかった私はチケット取引サイトでチケットを買いました。ただ好きなアイドルではなく、恋愛的な意味で好きな、ちゃんと恋として見ているアイドルです。
東京ドーム2daysのチケットをどちらも買って、計9万円です。グッズはペンライトなど含めて3万円分買いました。
席は両日とも3階席のほぼ最後列。ライブ自体はとっても楽しくて幸せなのに、彼が他のファンを見るたびに辛くなります。私は一度も目線をもらえないのに、目を見ながら歌ってもらったファンがいて、手を振られたファンがいて、彼のタオルを受け取ったファンがいるということが辛くて仕方ありませんでした。
ライブ会場で彼のファンとすれ違うことも気持ち悪くて、二日間、幸せを感じながらもずっと吐きそうでした。
この二日間で飛ばした12万円は、もちろんちゃんとしたバイトで稼いだ分がほとんどですが、一部は所謂援交をして得たお金です。
K-POPアイドルになりたくて毎月ダンスを習い、ボーカルレッスンも受けたりしていましたが、彼に会いたいあまりに援交に手を出した私はもうアイドルなんてなれるわけないし、そもそも太りやすい体質の私はいくら体型管理をしようとしてもうまくいっていなくて、年齢的にももうほとんどのオーディションが厳しくて、まず初めから私にはアイドルの芽がありませんでした。
でも、アイドルへの恋も、アイドルになりたいことも、やめられるものならとっくにやめてる。辞められないからダラダラと続けるしかなくて、だんだん汚くなっていってる。
生きていれば楽しいこともある。でも、生きているというだけで辛いことは避けられない。
きっと私は今ダンスを辞めたらずっと後悔するだろうし今彼を好きじゃなくなってもまた代わりの誰かを探してしまいます。今後も楽しいことと辛いことの天秤が常に辛い方に傾き続けることを分かっているのに、どうして生き続けなければならないのでしょう。
ダンスからも恋からもバイトからも勉強からも解放されて幸せなことしか起きない世界なら良かったのに。そうではないのに、どうして死んではいけないのでしょう。
今年の誕生日は、心の底から幸せでした。これまでで一番幸せな誕生日でした。援交で稼いだお金だということも、自分が転売チケットでドームの隅を埋めるだけで彼らの目には映らない存在だったことも忘れて、ただ彼らの歌を聞けた幸福だけを抱えて死ぬことができたら、これ以上幸福なことはないと思うのです。
公演終了後のドーム前のベンチで泣きながらこれを書いていることがもう惨めで仕方なくて、これからの人生を考えると苦しくて仕方がなくて、多方面に醜態を晒し続けている自分を考えるととにかく今日のうちに私の存在の一切を消してしまいたいと思うのです。
私はこれまでの日々を幸福な一日で終わらせたいだけです。
検索のたびに出てくる相談ダイヤルなんかが死ぬほど嫌いで、今の汚い自分はそれの数倍嫌いです。
せっかく誕生日と成人を迎えたのだから、踏み切れる自分になりたいです。今日で最後にする覚悟がほしいです。