なぁたん…僕の愛猫なぁたん。君が天国に旅立って2年になるね。
俺、生きているよ。今を生きているよ。
君が命の重さ、尊さ、そして儚さを教えてくれたね…。
君は命の炎が燃え尽きるまで、生きようとしてくれた。懸命に生きようとしてくれた。
それは僕を独りにさせまいとするように…。
いつも君は僕の傍にいてくれた。閉めきった部屋、冷房も暖房もない、いつも真っ暗な部屋…居心地なんて最悪。それでも君は僕の傍にいてくれた。
どれだけ僕は救われたことだろう。君がいたから、僕をひとりぼっちにしないでくれたから、今を生きていられる。
君に誇れるような生き方じゃないけれど、僕なりに頑張っているよ。
すべては君がいてくれたから…。
そして、君が僕に生きてと自分の命で語りかけてくれたように思えてなりません。
君が病気と闘っている時、僕は死を考えることはなかったよ。とにかく君に1日でも長く生きてほしい。逝かないでほしい…それだけだった。
君に見守ってもらって、そして君に救ってもらっていたことに気付かされたよ。
君がウチに迷い込んで来なかったら、そしてウチの子になってくれなかったら……僕という存在はなかったよ。
なぁたん…君に出逢えたことに感謝しています。15年間、君と過ごした日々は宝物です。忘れることはないよ。
君の優しさ、温もり、お日さまのような香り、今も鮮明に覚えているよ。
泣きたい気持ちもあるけど、それ以上に感謝の気持ちで一杯です。
ウチの子になってくれてありがとう。ウチの家族になってくれてありがとう。本当に本当にありがとう。家族が優しくなれたよ。そして、笑顔になれたよ。
なぁたん…。もう少し待っていてね。君が懸命に生きようとしてくれたように僕も生きてみるよ。
これから困難は必ずあると思う。それでも生きてみるよ。生きるよ。
でも、その時は……そっと背中を押してください。
なぁたんの心と魂は僕の中で生きているよ。
いつも一緒だよ。
なぁたんへ……最後のメッセージ。
どうか安らかに…そして元気で…
なにより笑顔でいてください。
愛するなぁたん。
またね……。