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木陰の小瓶、2通目

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今日は昔見た不思議な男の話をしようと思う。

その男は白衣を着て眼鏡をかけていたんだ、周りからは研究員とか博士とか先生って呼ばれてた、だから僕も彼のことは博士って呼ぼうと思う。

博士は植物が好きみたいでよく水やりとかしてくれてたから植物達の間では評価が高かったんだ。
博士はある日珍しい種を土に埋めて育てはじめた、その種は育てるのがとても難しくてとっても枯れやすい花の種だった、博士はそうとも知らずに嬉しそうにジョウロで水やりをしていた。

僕は博士が埋めた種が花を咲かせるのは無理だって思ってたんだ、だって今まで誰も咲かせることできてなかったから、けど博士はその花を咲かせることに成功した。

空調管理も水やりも土の栄養も、全部完璧にやりこなしてみせた、勿論他の植物達の世話も忘れずにね。

……けどね、ある日を境に花は段々と萎れていったんだ

博士の周りの人間が環境破壊をしはじめた、炎が飛び交って地面が抉れるほどの爆発を起こして、空気が澱んで腐っていった。博士は泣いて花に謝っていたんだ。

博士が僕達の森にやってきた、そして萎れてる花を僕の生まれた木の根元に植えたんだ、どうせすぐに枯れると思ってたんだけどね、なんだか哀れに思って少し栄養を分けてやったんだ。

花は前よりも丈夫に、そして美しく咲き返った。
きっとこの花を見たら博士も喜ぶんだろうなってなんだか嬉しくなったよ。

人間達の喧嘩も終わってゆっくり環境が戻ってきた時
博士が来たんだ。
なんだかすごく疲れた顔をして、花のことを見つめていた、そして博士はそのまま花の横で眠ったんだ。

とっても優しい顔で、前に見た時よりもシワの増えた手で花を撫でた後に優しく微笑んで『ありがとう』って言って。
罪なものだよね、博士が眠るのと入れ違いにその花は僕みたいに存在を持っちゃったのだから。

今もその花はそこにいるよ、博士が眠ったあの場所はあの花が種を増やして辺り一面の花畑になってる。
だから僕が帰ると話しかけてくるんだ『おかえり』って博士と同じように微笑みながらね。

今日の話はこれでおしまい、じゃあまたね

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麻未

いい人だったんだね、、。

ゆな@宛メの子大好きಇ

博士、、

博士はすごくいい人だったんだね。

木陰の小瓶って、表現の仕方が綺麗で

すごくハマっちゃう!

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