昔、「子供は1人で良いと思っていたけど、(妹の私から見て)兄のことで父と祖父が喧嘩しているのを見て、この子1人だとこの先もこういうことがあるかもしれない。かわいそうと思ってもう1人産んだ」と言われた。
兄は持病があることと、大人しかったので母から気に入られており、私は「母は兄の方が大事なんだな」と思いながら生きてきた。なので、それを言われた時悲しさ半分、納得半分という感じだった。
母は父を嫌っていたので、無理に子供を作る気もなかっただろう。祖母が母に、「子供ができない叔母に子供をあげてくれ」と冗談混じりに言って、母が可哀想な目にあったのも知っている。
良かったこともあった。言われたことで、「じゃあ家はお兄ちゃんが親のそばにいて、しっかりしていれば良いんだな」と思った。今では大事な人もいる。実家から、物理的にも精神的にも自立したい。
男親は娘を可愛がり、女親は息子を可愛がるっていう話を聞いた事があって、それを母親に話したときに、「そうなのよねー。」と言われた時、娘の私は傷ついた事があります。
母親に大事に思われていない事を知っているため、子供の頃から母親にむしろ好かれるように努力してしまうため、再度実感すると喪失感が大きく、より傷ついてしまう気がします。
親子の縁とは何でしょうね。
親は産む産まないの選択はできますが
子供は親を選べません。
子供のあなたには責任は無いのに。
切り離したいのに、中々出来なくて、
しがらみ、と呼ぶに相応しいもの。
今は大事な人から愛情をもらい、愛情を返してあげて下さい。
家族から愛情を学ばないなら、他人から学べばいいのですから。
あなたが幸せになるよう、祈っています。