頭がね、ふわふわ〜って
ぼや〜ってなるの。
めのまえがぐるんぐるんってなるの。
なんでかな、
***
あのね、僕夢を見てたの。
めのまえがぐるんぐるんってなって、
そのまま、ばたんって倒れて。
そして、ふかーい海に沈んでくの。
ずうっとひとりぼっちで、
息ができなくって。
海面から顔を出せなくて、
ずうっと、どんどんどんどん落ちてくだけ。
そこには魚もなにもいなくて、
ほんとに僕ひとりだけ。
こわかったよ…
もういっかいねるのがこわかった…
だれかといたかった…
でもねむくて、ねむくて、
またねちゃったの。
そしたらね、今度は
ふわふわ〜ってなって
お空に浮いたの。
お空はね、すごく綺麗な青空だったよ。
ずっとふわふわしてた。
ずっとここにいたかったな、っておもった。
でね、
お空には、僕の大好きな人たちがいるの。
そこは、何でもしていいところ。
「じゆう」なんだよ。
だけど、犯罪だけはしたらだめ。
でもね、お空にはそんなことする人はひとりもいないの。
「へいわ」だった。
みんなが好きなことをして、好きなように生きてる、ここにいるときは「し」なんてことを考えなくていい。
自分が好きなようにものごとをはっしんできる。
なにをはっしんしても、変な目でみられない。
みんなに褒めてもらえる。
例えば、
性別とか、自分の趣味とか、なんでも。
いじめとか、どくおやとか、
そんなのないんだ。
みんなが生きていたいっておもえるセカイだった。
そこで夢はおわった。
***
お空はね、僕が望んでいるセカイだった。
みんなが笑顔で、一緒に生きていけて、
ほんとに幸せなセカイ。
むりだってわかってるから、
きっと、
夢だったのかな、
わかんないけど…
まだずっとふわふわくらくらしてる。
海にだけはおちたくない。
宛メイトみんな、
お空にいた。
すっごい幸せだったな。
いつでも、
僕のとこで良ければきてね、
愛してるよ( >ω<)