人間何時かは死ぬ、だからこそ悔いなく幸せに生きればいい。
そんな言葉をあちこちで見かける。
でもそれは、それなりのことがそれなりにできる人たちが宣っていること。
僕みたいに、才能もない、学もない、不器用で人並みのことが出来ない人にとってはそれ自体が死にたくなる理由足りえる。
自殺するのに勇気や度胸は必要ない。何が必要と聞かれても、それは本人にもわからない。
寄り添ってあげられると言ってる人たちには悪いが、あなた達が何を言っても聞き手側には何も響かない。
むしろ余計に傷つくだけ。
そうじゃない人たちもいると思うが、僕の知る限りではそんな人は存在しない。
僕自身、自殺を考えた。けれど死ぬ理由すら分からなくなってやめた。
今現在も生きる理由も、死ぬ理由もない。
そのくせ、理由もなく死にたい自分もいる。
正直疲れた。この文章を書くのも疲れる、面倒くさいと思っている。
知り合いに嘘、家族にも嘘、自分にすら嘘を吐き続けて、正直自分が何なのか分からない。
何だろう、こんなこと考えるのも億劫だ。
何故他の人たちは終わりがあると知っている人生を歩んでいるのだろう?
どうして頑張れる? どうして? どうして!!!
何で周りは僕の持っていないものを持ってるの?
何で僕は何も持っていないの?
説教じみた説得は要らない! できるものなら今すぐにでも消えてしまいたい!
死ぬことすら考えられなくなった時が本当の死だと僕は思う。
この先ずっと何もない、無の人生を歩んでくのだろうか?
そんなことを考えるのすらめんどくさくなってきた今日この頃。