「あなたの夢を応援するから」「あなたの事は何でも分かってるから」「あなたは分かっていないだけだから」
そんな事言って。嘘つき。人には嘘つくなとか言うくせに。夢を応援するとか言っといて芸能界に入る事はだめなんだ。分かってるくせに、私に彼女がいて、制服はズボンがいいこと知らないんだ。分かってない、だってさ。私はあなたが私を着せ替え人形にしようとしてる魂胆を分かってるよ?私、知ってるよ。私が布団に入った後、家族みんなで集まって私の悪口言ってる事。私、知ってるよ。変な時だけ褒めて、突き落とそうとしている事。ありがとう。あなたのお陰で、一番信頼してた人に裏切られた時の絶望感を味わったよ。私、頑張ったよ。あなたに褒めて貰いたかったから。でも努力は足りないんだね。これからも頑張るよ。あなたの為ではなく、自分の夢の為に。絶対に負けないから。「産まなきゃよかった」って言った事、後悔させてあげるから。
似た状況にいて、辛いあなたへ。
一番安心できる場所、どこ?って友達に聞くと、家。と言われてどれほど羨ましいと思ったことか。お母さんに会いたいと言った友達をどれほど妬んだか。でも、どう頑張っても親は変えられない。記憶は消せない。でも、未来は変えられる。友達は作れる。一番大切なのは夢を忘れない事。「その怒りを原動力に新たな一歩を踏み出す事だ。」友達は私にこう言ってくれた。でも、一人で踏み出すのは不安。この小瓶を覗いてくれたあなた、似た状況にいるあなた、私と一緒に頑張ってくださいませんか?