何も考えずコネで会社に入った。
周りについていけず、自分の力不足に気づきながらもギリギリつま先で歩いて溺れないよう、見栄をはってもがきながら生きてきた。
他人任せで積極的になれない自分は今度はぬるま湯につかりだした。後輩に抜かれても休んでたからしょうがない、頑張ろうとしなかったのに、他人の目が気になる。結局流されて生きてきたから結局何も残らなかった。目先の自分のことしか考えてなかった。
バチがあたった。
仕事で大きなトラウマを抱え、第一線から外れ会社のお荷物となった。首をしめつけられているような感覚で座るデスクは居心地が悪い。「そこはお前の席じゃない」という視線を毎日浴びながら後悔の日々を送る。
私、いつまでこうしてるんだろ…