僕が小さい頃、父親が事故を起こしてしまってそこから今までずっと入院してるし、頭はバカになってて多分僕とか弟とかのことすらわかってない。
そこから母親は父親の方の入院時の色んな手続きをやったりしながら僕達が早く自立できるようにそういうのに向いた中学校を探して中学受験をさせてくれた。
それで僕はその中学に合格することが出来た。この辺りから僕は人生を舐め始めたんだと思う。
そして中学校に入って少しして中学2年生の時、僕は前からずっと持っていた病気が悪化して入院した。この入院期間で宿題とかをやらないでずっとゲームをして逃げることを覚えてしまった。その間も親は僕のことをずっと心配してくれていた。
やっと退院してまた学校に通い始めたとき、僕は完全に逃げ癖が付いていた。
そして中高生活6年間をのらりくらりと、学校がくれる色んなチャレンジのチャンスを自ら放棄し、色んなことから逃げてきた。
テスト勉強もロクにせず、テストの結果も怒られたくないからと親に見せず、宿題も適当にやって適当に過ごしてきた。
しかも親に宿題は?って聞かれた時、学校で終わらせたと答えていた。これのせいで親に僕が要領のいい頭のいい子供だと思わせてしまった。この勘違いは逃げ続ける僕にとっては楽で良かった。
受験が近づいてきた頃、英検が必要かもしれないという話が出てきて僕は英検を受けた。僕は特に英検の対策参考書などをやることも無く受験した。これは僕が現実から逃げていたから。でも、合格してしまった。ここで僕は人生を「適当にやってもなんとかなる」と思い込み勘違いした。
逃げ癖と人生を舐めた勘違い。この二つを持ってしまった僕は大学受験も舐めていた。「僕はそこまで勉強しなくてもなんとかなるだろう」と。
本格的に危機感を持ち始めたのは共通テスト直前になってから。焦って自習室に毎日通うようになった。
出来なさそうだと思いながら迎えた共通テスト当日。意外と調子よく地理と国語が解けた。でも、その後の英語でマークが一つズレたかもしれないということに試験終了後に気づく。でも解答用紙は回収されてしまって確認することは出来ない。このミスが気になってリスニングでは4割しか取れなかった。
家に帰って親に泣きながら謝った。私立中高に通わせてもらい、予備校にも通わせてもらってこのザマではあまりにも親に申し訳なかった。
そして共通テスト2日目、前日のミスを取り返すつもりで受けたら数学の圧倒的な難化で6割しか取れなかった。このミスに引っ張られてその後の科目もボロボロだった。
そして目が覚めた。
自分がどれだけ親の厚意を踏みにじり、傷つけて来たのか見たくなかった。
もう既に私立大学は出願していたから国公立はどうするかということを考えなくてはならなかった。第一志望は例年通りなら可能性は0ではなさそうだったからそこに出した。親はまだ僕のことを信じて、受かると思って、応援してくれていた。
国公立試験の前に私立の結果を見て、そこでメンタルにダメージを負うとまた立て直せなくなるだろうから国公立試験の後に見ることにした。
そして昨日、国公立の試験が終わった。数学以外はあまり出来なかった。そして家に帰り親にそのことを伝えると、親に 「甘やかしすぎた」 「育てかたが悪かった」 「現実から逃げているんだからそれは当然だ」 「早く自立できるように中学に入れたのに、これなら他のところに入れるべきだった」と言われた。何も言い返せなかった。事実だし、育てかたについては僕がどうこう言えることではない。
そして後期日程の国公立がまだ残っているから今日、また自習室へ向かった。そこで私立の結果を見る。結果は全敗。たしかに出願した大学のレベルは高かったから可能性は考えないわけではなかった。でも、一校くらいは受かると思っていた。
昨日親にあそこまで言わせてしまい、しかも私立も全敗となると親になんと言ったらいいのだろう……
自分のダメさと不甲斐なさと親への申し訳なさでどうしたらいいのか分からない。死にたいとも考えるがそれすら現実からの逃避だし、親への裏切りに他ならない。
どうしたら……
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