昔から親にゲームきちがいと呼ばれている。
ゲームセンターに行くと、有り金を全て使うからだ。
でもそれ、多分親のせい。全部。
私が物心つく前から、買い物依存症だった母は、父とおり合いが悪く、実家に入り浸っていた。実家ですることは買い物。私は邪魔なのでゲームコーナーにお留守番。祖父が私に金を渡すので、その金を使って一人で遊んでいた。
幼少期は祖父が付き添うこともあったが、小学校中学年には完全に一人になった。
通信機器は持っておらず、ゲームコーナーを離れたら迷子になる。幼稚園の頃には親に捨てられたと思い、当該施設の駐車場の自分の親の車まで歩いたことが何度もある。車に乗るときは今日こそ捨てられるのか、と思い窓の景色を見て道順を覚えることに躍起になっていた。
そんなに捨てられるのが怖いのなら、現金を使わずに持っていれば良いのだろうが、毎回数時間放置される間中、ただ黙って待っているのは私には無理だった。
祖父はおもちゃや漫画を買うのにはいい顔をしない。がゲームコーナーだと嬉しそうだった。金がなくなっても催促すればくれた。有り難みなんて感じたことがなかった。湯水のように金を使ったと思う。
私にとってゲームコーナーにいる間の金はメダルと同じになった。入れればゲームが始まる。それだけ。つまらないけどやる。そうやって時間を潰さないといられないし、時間を潰しても親は来ない。
それに親は私にものを買わない。修学旅行の歯ブラシは、親に促されてゲームで獲得したものだ。おやつもハンカチも服も小物入れもカバンも全部。
昔ミシンが壊れたが、親にせがんだら自分で買えと鼻で笑われた。その時私は小学生だった。結局、買って貰えることはなかった。
今も相変わらずゲームにだけは財布の紐がない。他のものには異様な程固いのに。ゲームを止めたいのにやめられない。息をするように金をいれてしまう。
そんな私をゲームキチガイと罵るくせに欲しいものがあると、私に金を出させてとらせる母。とっても母がこちらを見ないことはわかっているのにやって落胆する自分。
多分自分は母にこちらを見て欲しいのだろう。そんな日は来ないのに。どうあっても私は邪魔でいらないものでしかないのに。母が喜びそうな物をとって反応を伺い続ける自分は馬鹿なんじゃなかろうか。
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ななしさん
お母さんは、もしかして あなたのことを手がかからない子だと思っているから安心しているのかもですよ。
悪いことをするわけでもなく、遊ぶ内容はゲーム。
手がかかる子ならば、世間に謝りっぱなしだったりして…
でも、それとは違いますね。
何もしてもらえてないんだね。
もし、あなたが自立して家を出たならば…
なんだか、お金を要求してきそうな感じがするよね。
それでも、きっと
お母さん好きでしょ?
お母さんに振り向いて欲しいでしょ?
お母さんは、自分のことしか頭になさそうだよね。
早く自分が子供にしてること、してきたことに気がついてほしいね。
どうすれば、気にとめてくれるんだろうね…
もう少し考えてみますね。
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