今のわたしは本当に私なのでしょうか。
※今までの感覚を「私」、今の感覚を「わたし」と呼称させていただきます。
近頃、一人でこの宛メに向き合うと、紡ぐ言葉がどうしても詩的なものになってしまいます。
私は大人も周りも神聖化していないのに、わたしは全てを神聖化しているように思えます。
この小瓶を書く前、わたしは「全てを神聖化している」という小瓶を綴ろうとしました。
ですが、私はなにも神聖化せず、ただ存在する人間として関わってきたはずなのです。
わたしは「大人を神聖化していたはずなのに、私が大人に近づくにつれて、美しさが剥がれてきてしまった」と。
ですが、私は大人には幻滅し、大人になりたくないと泣き喚いていたのです。
ずっと子供のままでいたい、大人になる前に死んでしまいたいと幾度となく思いました。
なのに、何故でしょう。
わたしはそんな幻滅対象であった大人を「神聖化していた」と称しているのです。
わたしはクラスメイトや世界中の人々をも神聖化しています。
「クラス内での級友の行動に幻滅してしまった」と思ってしまって仕方なかったのです。
これも可笑しなことでした。
私はクラスメイトに期待などせず、仲の良い友人以外には、できる限り関わらないようにしてきたはずです。
「どうしてクラスメイトのあの子は先生に何も言わず授業を休んでいるのだ」と思って、勝手に軽蔑してしまいます。
「美しくない」とさえ、思ってしまうのです。
今日、音楽の授業でお箏の授業がありました。
音楽の先生がおっしゃっていたことに、共感を致しました。
「日本人は人前で準備をしている状態を見せない傾向にある」と。
口元を隠してお箏の爪を付ける、というお話のときにおっしゃっておりました。
そのとき、わたしは心の底から納得したのです。
人前では最も美しい状態でいたいと、わたしは常々思っていたからです。
私は洋服が好きでした。
可愛らしいドレスやワンピース、格好良いパーカーやジーンズなど、多種多様ではありましたが、好みはどれも洋服でした。
ですが、わたしは和服が好きなのです。
袴や浴衣、お着物などを身に纏い、緩やかな時を過ごしたいと思っております。
私としてもわたしとしても、共通の感覚があります。
それは、「自身の死」です。
ふとした瞬間に「嗚呼、昨日までの自分は死んでしまったのだな」と思うのです。
スカートが好きだったのに、ジーンズでないと嫌なとき。
虫が苦手だったのに、虫を簡単に触れるとき。
人と触れ合うのが好きだったのに、人に触れると気持ち悪くなるとき。
「嗚呼、昨日までの自分は死んでしまったのだな」と心の底から思います。
ただ、このように大きな感覚の齟齬は初めてのように思えます。
忘れてしまっているだけで、経験したことかもしれませんが…。
もしも、今までの私が死んでしまっているのなら、わたしとしては少しばかり苦しいことです。
それとも、今までの私とわたしは違う人間で、私は死んでなどいないのでしょうか。
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ななしさん
新しい感覚に目覚めて、今までの感覚とは異なった自分は、過去の自分の死ではなく、成長、もしくは進化という方が、合っている気がしますよ。
その感覚がかなり大きな場合は、蝶がサナギから羽化するイメージをしてみては如何でしょう。
身体のかたちは変われど、同じ魂の持ち主です。
日々色々な経験をして、人は常々変化していきます。全く変わらない人はいません。
そして、過去の自分がいるからこそ、今と未来の自分がいます。
だから、自分が変わる事を恐れなくても大丈夫ですよ。進化した自分を自分で認めてあげて下さいね。
うーん。
俺は、「自分」は死んだと思ってるけど、いつか生き返ってくると信じてる!
死んだと思ってるのは、前まで表に出てた「自分」がいなくなって、俺がいる状態だから。
だんだん「自分」の声が小さくなって、聞こえなくなったから。
ちょっとよくわかんないかも。ごめん。
ななしさん
人間は連続性の生き物なので、
ある瞬間を切り取った自分は自分とは
言えないんじゃないだろうか
と思ってるよ。
僕としては、
嫌いになったり好きになったり
全部ひっくるめて、変化含めて自分かな
純です。
はじめましてだっけ?
ごめんな。
記憶が曖昧で。
難しいな。
昨日と今日で感覚が違うんだ。
そりゃさ、混乱しちゃうよな。
変化が多いと疲れるよな。
私は死んではいないと思うんだよな。
ただ、心の奥深くで眠っちゃってるだけだと俺は思う。
いつか起きてくると思うし、
それまでは、
今日の自分はこんななんだなって
向き合っていくしかないと思う。
こんな返事でよかったかな。
それじゃあまたな。
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