人の誕生日が苦手。
特に、プレゼントをあげるかあげないかくらいの仲の人の。
今回はおばあちゃんの誕生日のやつ。
誕生日プレゼントなんてどれがいいのかわかんないじゃん
迷って結局、渡さない。
でも、弟は毎回、何か渡すから。
迷わないっていいよね。
しかも、はるにむかって「おれは無駄遣いしてないからお金あるもんねー」
って言ってくる。
うん。確かにはるは、そんなにお金ないよ。
アイカツプラネットやって、本買って、推しのグッズ買って、たまに漫画も買ってるもん。
でもさ、そういうのがないとやってけないんだよ。
アイカツプラネットやって嫌なこと忘れて、
本読んで現実逃避して登場人物に憧れて、
少女漫画のかっこいい彼氏と最高な恋愛を夢見て、
推しの努力を見て応援したくなって、
しかも、はるのこと、笑わせてくれて。
Twitterやってないし、YouTubeもチャンネル持ってないから、存在認知されてないと思うけど。
(アプリ制限がなければつくるから。
でないと生きていけないよ。
学校が嫌で父親が嫌で。
それでも、感情があるのはみんなのおかげ。
普通の子に比べたら感情の温度が低いかもしれないけど。
だから、余計に誕生日プレゼント渡さなくていいやってなるのかもね。