自分の黒い感情を見せても大丈夫と思える誰か、何か、にまだ出会っていないのかな?とあなたのメールを読んで思いました。
上辺だけ、その場だけ、時間が経ったらそれを誰と話したのかすら忘れてしまう関係の人たちた過ごす世界は、イジメや成績の悪さみたいにわかり易くツライものではないだけに、他人には伝わりにくいものですね。
一枚一枚は軽い紙切れも、積み重なれば持ち上げられないくらい重たい束になってしまう。
つらいと感じるあなたは、今その重たい束を抱えているのかもしれません。
この先、あなたがその束を手放して安らげる人や物と出会えますように。
上辺から踏み込んで、失敗したらと考えると、大きく傷つくこともないけれど、また一枚紙が積み上がり、抱えるのにももっと疲れてしまうけど、あなたが惹かれる何かを見つけたら、少しも踏み込んでみて欲しいなあ。
私も無難を望んでいたけれど、踏み込んで失敗を重ねて、手痛い目にも沢山遭ってきました。だけど何十年も生きた人生で、今、一握りですが、弱音も黒い感情も見せられる出会いがありました。
通り一辺倒な綺麗事にしか聞こえないかもしれませんが。
他者を思い通りに変えることはできなきけれど、自分自身もまた他者が思い通りに変えることができないのだから、あなたの「つらい」を抱き続けるのも捨てるのもあなたの自由。
ケ・セラ・セラ