恵まれてるのにずっと死にたいのは何で？自分はとても恵まれている。運が良い。周りの人は皆優しい。なのに小学生からずっと死ぬことを考えている

自分はとても恵まれている。運が良い。周りの人は皆優しい。なのに小学生からずっと死ぬことを考えている。

長い間考えた結果、死にたい原因は自分だった。誰のせいでもなく、自分自身のポテンシャルの無さ、怠惰な性格、精神と肉体面の弱さのせいだ。努力はした気になっただけでただ苦しんでただけだった。
もう変わろうとするのも疲れた。死ぬこと以外解決方法は無いと分かってるのに、死にたい気持ちにまだ何か原因があるって思いたくて生きている。

ただ、今は環境によって苦しみ思い悩んだり、努力したのに報われなくて失望したりしてる人達が救われると良いなぁと思う。
もし読んでるあなたがそうなら、褒めたいし、応援したい。
あなたは既に素晴らしいです。

<読んでくださってる方はここから長いので無理に読まなくても大丈夫です。
ただどんなに恵まれてて、どれ位長いこと死ぬことに執着してるかを書いているだけです>

親は比較的裕福で、何不自由なく育てられた。共働きだったけど、両親は教育熱心でよく気にかけてくれてたと思う。祖母は代わりに熱心にお世話をしてくれていたし、親から虐待とかネグレクトとかそんな強烈な経験はなかった。幼稚園までは近所の人にも可愛がられていたし、近所の友達も少ないけどいた。

引っ越して小学校受験して電車通学になって近所の繋がりはなくなったけど、学校でたくさん友達を作ったし、酷いいじめを受けたことは１回もなかった。皆すごく優しくて楽しい子達だった。
成績も良い方だったけど、この頃から生きるのが面倒に感じていた。すごく忘れ物が多くて先生や親に凄く迷惑をかけていたのを覚えている。
8歳の時に登校途中にふとすごく死にたくなったのが多分最初の死にたいって感覚だと思う。

また受験して中高一貫校に入って、怠惰な自分は受験勉強から解放されたと思い全く勉強しなくなった。みるみるうちに成績は下がり底辺になった。
担任にこのままだと留年と言われ、親は怒って悲しんだ。私は成績不振のせいなのかな分からないけど抜毛症(髪の毛を抜くのが止められなくなる強迫性障害)になって見る見るうちにハゲてしまった。
ハゲの女子中学生になった自分は毎朝泣きながら1時間半髪をセット(ハゲは隠しきれてない)して、毎日心を無にして電車通学した。外出はそれ以外したくなかった。帽子をしても惨めだったし、校則で学校では被れなかった。ストレス？で胃潰瘍になって登校前に吐くのが習慣になった。眠れない夜は髪の毛を抜いてしまったし、抜いてしまったら寝れなくなった。何回もその日を最期の日にしようと試みたし、親とも激しくぶつかって、家出したりもした。

それでも6年間何とか通えたのはやっぱり恵まれていたからだ。親も塾に通わせてくれてたから落ちこぼれでも留年はしなかったし、大学にも行けた。誰もハゲてても虐めないし、遊んでくれる友達がたくさんいたし、今も交流がある人達もいる。

大学に入ってハゲも治り、尊敬できる教授のゼミに入れたし、勉強が初めて面白く感じた。少なかったけど友達にも恵まれて、卒業してしばらくした今でも交流している。
なのにここで自分は3年の時に人生を終わらせようとしてしまった。それから暫くしてその衝動に毎日ずっとかられるようになった。何も不安な事も無かったのに、その衝動の方が逆に自分の学習への集中を阻害していった。
それでもボランティアもしていたし、そこで素晴らしい尊敬できる人たちと会って感化された自分は、まだ日本では新しい学問領域に興味を持って大学院に行くことを決めた。

今は海外の大学院で自分の学びたい学問を学んでいる。確かにコロナで誰とも対面で交わさなかったが、幸運な事に中高と大学で巡り会えた素晴らし友達と定期的に電話やテレビチャットをしたりした。親とも定期的に連絡をしているし、あんなに思春期荒れたのに関係は良好だし、今は現地で知り合いも増えはじめている。知り合う人、教授もクラスメイトも優しいし、お金の心配もない。最高
本当に最高なはずなのに、自分は今精神的に病んで長期のカウンセリングを受けている。
学業の進捗も芳しくない。抜毛症も再発した。留学当初は楽しかった料理は今はもうやる気が起きない。昼夜逆転で日々課題をこなしてるのに全く集中できない。半年前は号泣しながら10時間勉強してたのに今は泣けないし、1時間集中も出来ない。
こんなんじゃダメだと分かっているのにもう何も踏ん張れる気がしない。日本に帰れなくてもいいから、いっそここで人生を終わりにしたいと毎秒考えては蓋をして、でも衝動が抑えられなくて髪を抜く。そして気づいたら自分は同級生と何周回も遅れていた。今はキャリアにも希望を見いだせない。

親には罪悪感を感じる。
こんなに一生懸命働いて稼いだお金を子供につぎ込んで、子供の自分は何の成果も出せていない。精神的に成熟していない自覚はある。すごくストレスに弱いし、忘れっぽくて、要領はすこぶる悪いし、性格は暗くて卑屈で怠惰だ。小さい頃から何も変わってない。

受験のたびに片方の親に「自分があなただったらもっと良い所行けたのに」と言われた。
本当にその通りだと思う。端からみれば自分の学歴はそんなに悪くないし、環境も恵まれている。時々すごいねと言ってくれる人もいる。
でもこれは全部親の投資のおかげで、周りの人に恵まれてるのは自分の運が良いからだ。

思春期の時は幼少期に毎日ブスって親に言われたり(本人はからかってるつもりだったらしい) 、毎日の家族喧嘩に巻き込まれたり、胃潰瘍を仮病扱いされたり、何しても褒めてくれないとか、撫でてもハグもしてくれなかったとか、些細な事を親のせいにして言い訳して、自分のせいなのを見て見ぬ振りして困らせて、最悪だった。自分がダメ人間すぎて直視できなかった。

でも今は全部が自分自身に帰結していることが分かる。全部自分の怠惰と欠陥と弱さのせいだ。親、ごめんね。

ここまで読んでる人いないと思うけど、以上の経緯で恵まれているのにも関わらず自分自身の問題で勝手にもがき苦しんでいるか分かったと思う。

最初に書いたけど、
他の人を見ると皆大変な目に遭って傷ついて、努力しても報われなかったりして絶望したり、立ち直れなくなっている。
こんな自分なんかより、そんな人達が報われる日が来ると良いのにと思う。救われてほしい。

世の中には素敵な人達が沢山いる事は事実なので、あなたがそんな人達に巡り会えますように。

読んでくれてありがとう。