自分に魅力があるようにはとても思えない。
勉強も運動も中の下で、上手に愛されるような可愛らしい性格でもないし、希望に満ちた夢も人前で披露できるような趣味もない。人間関係だって可もなく不可もなく過ごせてはいるものの、とにかく何もない無の存在な気がします。
短所にしかなり得ない私の、ひとつを貫けない所まだ何者でもない姿がひどく虚しい。私が私として成立する日は来るのか不安でたまらない、と最近は思います。
愛されたいけれど、ありのまま愛される魅力もなければ愛されるよう動くことも出来ない。未完成で未発達な私の命。
大体いつもそうなのです。まるで、中学生のウブな恋愛のよう。そのような行動しかできない自分が滑稽で仕方がない。なみだが出ます。
私がもっと明るく先陣を切っていける性格だったら?何も悩むことなく好きを貫いて行けたら?あれこれ考えず動けていたら?
そんなふうに思いながら今日もひとりで泣いています。変わらないことを悩んだって仕方がないことは重々承知ではあります。非合理的としか言えない。でも動けずにいます。
泣いた後にはココアを飲みました。おいしかったので少しだけ元気になりました。
きっと明日も虫に刺された跡はうっとおしく思えるし、私の血で生きた命は私の涙を拭ってはくれません。(普通はそうですが)
それでも生きていきたい。いつかひとりのココアがふたりのココアになる日が来てほしいから、頑張って生きていくしか私にはないから。
ただ漠然とした不安をひとりで抱えきれないなあと思ったので、ここへ流させてください。