何か大きなきっかけがあったとかではないけど、もともと自分の人生に執着はないし自分のことか嫌い。
何をやってもダメな自分が嫌い、努力が億劫で甘ったれな自分も嫌い、他人に迷惑しかかけない自分が嫌い、とにかく自分が嫌い。
何でこんなにうまくできないんだろう。何でこんなにダメなんだろう。誰が悪いわけでもなく自分自身の問題だけど、ただただ生きていることが苦しい。
親がいるから死ねない。全てを投げ出して死ぬ勇気もない。何でこんなにうまくいかないんだろう。
とても仲良くしてもらってる同僚がいる。でも同僚にはこんなこと言えない。言ったらめんどくさがられたり、嫌われたりするかもしれないから、言えない。
何でこんなにダメな自分が生きてるんだろう、自分のせいで他人の気分を害したくない。ひたすら迷惑かけずにひっそりいなくなりたい。生まれたことをなかったことにしてほしい。みんなの中から私の記憶全部消して欲しい。いなくなりたい。
今そんなに苦しい思いをしているのに、親御さんや同僚のこと、他の人のことを考えられる、とても心が優しい方ですね。
優しいが故、自分が迷惑をかけているのだという気持ちが自分を苦しめているのですね。
そして、他のひとのいいところを見つけるのが上手だからこそ、苦しんでいるのですね。
少しだけ、視点を変えてみていただけませんか。
あなたは他人に対して、何をやってもダメな奴、努力も億劫がって甘ったれた奴、いつも他人に迷惑ばっかりかけやがって、迷惑だ、消えればいいと思ったことはありますか?
これまで出会ってきた友人、知人で考えてみて下さい。思ったことがあっても、指で数えるほどじゃないでしょうか。
それどころか、出会ってきた総人数に比べたら、思い出せる人数ですら圧倒的に少ないのではないでしょうか。
良くも悪くも、人間はみんな、自分のことしか考えていません。
あなたに対して、自分自身が思っているほど、深く考えていません。
親御さんは別ですが。
同僚も、自分たちの世界を生きているので、会社が終わったら今日の夜ご飯は何にしよう、ということしか考えてません。
それとも、もし、あなたが自分自身に思ってることと同じことを、同僚や親御さんから言われたことはありますか?
全員が全員、口を揃えていうのならそうなのでしょうが、決してそうではないはずです。
自分が自分に対して思っていることを、他のひとも思っているはずだ、という思い込みが、まず、あなたを苦しめていませんか?というのが一つめです。
同僚は、あなたに対してそんなことを思っていたら、すでに離れていってると思いますよ。
2つ目は、
自分だけが欠陥人間で、他の人は完璧だと思ったことはありますか?
小瓶主さんは、他のひとのいいところを見つけるのが上手だと思います。
これはあなたの才能だと思います。自分のことをダメだと思うのは、誰かの何かと比較して劣っていると感じたからです。
この才能はぜひ大切にしていただきたいです。
人のいいところを見つけて、褒めてみてください。
それと同じように、自分のしたことを、一日に一つなんでもいいから褒めてみてください。
何でもいいです。ご飯を食べた、好きな食べ物を見つけて食べられた、人のことを褒めた、誰かにありがとうと言った、自分の心に素直にダラダラ過ごして身体を休める時間を過ごした、など、一日に一つ、褒めてみて下さい。
最初は思いつかなくても、無理矢理作り出してみて下さい。
周囲のいいところを見つけて伝えていれば、いつかあなたでは気づけないいいところを、誰かが見つけてくれると思います。
私は、周囲の人を素晴らしいひとだと思える、素直で心優しい方だと思いました。
これから苦しいこともあるでしょうが、私は少なからずこの文章を受け取り、お返事を書いている間、あなたのことを思っておりました。どうか、あなた自身の幸せに行き着くことを心より願っております。
お身体を大切に。