「生きているだけでえらい！」なんて素直に思うには無理がある。そんな簡単な言葉で救われるほど、この社会は人間に優しくない

朝おきて、学校に行っても働いても、頑張っても、怒られることはあるし、社会の一員であることが当たり前だとされている。

「生きてるだけでえらい！」

そうは思えない。

そんな簡単な言葉で救われるほど、この社会は人間に優しくない。

でも、虚構の言葉でもだれかが言ってあげて、救ってあげなきゃいけない。その言葉で救われる人が確かにいるのだ。

私は頑張っていない人間が嫌いだ。努力もせずにひがんで病むような人間が嫌いだ。

私は他人にはなれない。だからそんな人がどれほど苦しんでいるのかわからない。

私は人間が生きてるだけでえらいなんて思えない。

私は自分より物理的に苦労している人間しか愛せない。弱い人間を許せない。

そんな自分が嫌いだ。

嘘偽りなく、自分を含めた全ての人が今日を生きていることを褒められる人間になりたい。

誰かのお金で生活をしていて一日中ゲームをしている人も、理由もなくなんとなく学校を休む人も、ただ自分に甘いだけの人も

全員に「今日も生きてえらかったね。」

そう素直に言える人間になりたい。

願わくば全ての人がそうなってほしい。

叱るのも怒るのも、必要かもしれないけれど相手を傷つけることに変わりはない。

できることなら普通に話してほしい。それで充分に伝わることも多いはずだ。傷つくのは誰だって嫌だから、良いことなんてないから。

「生きてるだけでえらい！」

今の私は自分にも他人にも厳しいからそうは思えない。薄っぺらくてあまりにも無責任で歯痒くて言えない。

でもいつか全員を認められる優しい人間になりたい。

最後にこの手紙を見てくれたあなたへ、今の私に可能なやさしさを送ります。

今日のあなたのごはんが美味しいものでありますように。

これが今の私が素直に言えるせいいっぱい。

若宮

114565通目の宛名のないメール

小瓶主の返事あり

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お返事が届いています

若宮

（小瓶主）

水音るるさんこんにちは、
お返事が最初しか送れていなかったようなので一旦取り下げて
改めてこの小瓶を流しています。この間に不安や不信感を抱かせてしまっていたらごめんなさい。
あなたにこの思いだけは伝えておきたいのです。以下、お返事です。
お返事ありがとうございます。あなたはとても優しい人なのですね。
あなたはきっと私のなりたい人です。
そして、世の中にはあなたのような人が必要です。
私を含めみんな自分のことで精一杯で心の底から他人に寄り添って言葉をかけられる人は実はそんなに多くないと思います。
今まであなたが気持ちを伝えたことで救われた人がたくさんいたはずです。そして、あなたの言葉で救われる人がこれからもいるはずです。
どうかそのままの優しいあなたでいてください。

ななしさん

ありがとうございます。
貴方の小瓶で気付かされたことがありました。

私はこの世界の「少数派」の人達に言葉を伝えようとしてきました。
生きているだけで辛いよね、ずっと1人だったんだね、寂しかったよね、死にたいんじゃなくて消えたいんだよね、よく頑張ったね…って。全部、本心だったんです。「消えたい」と思いながら生きてること。それがどれだけ辛いことか知っているから。だから言葉を伝えたかったんです。
だけど自分の気持ちを伝えるだけでは、逆に相手を傷つけることになり兼ねないですよね。
貴方の文章を読んでいて「確かにそうだ。なんでそれに気付かなかったんだろう」と思いました。
ありがとうございました。

若宮さんの他の小瓶

同じことを繰り返されてもそんなのとっくにわかってるんだよ。それでもできないからこうなんだろ、頭ではわかっているのにできないって感覚、店長にはわからないんだろうな往復5時間強、対面授業、課題、バイト、実家の引っ越し。やっていけるかな、きっと潰れちゃうな。 1年間のんびりしていたツケが回ってくるよ年々、自分が嫌なやつになってるな。って感じる。多分昔からそうで気づいただけかもしれないけれど。最低なことを書きます。胸の内を、醜い部分をここでは晒させてください

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

いろんなことに傷ついて苦しくなる安倍さんの事件で旧統一教会の悪行が明らかになった。大きな騒動となった。なら私が自殺したらどうなる？これは鬱ですか？最近ベットから出たくなくて、お風呂行くのもなにをするのも気力が起きません。学校にはめんどくさいという感情なく行かれます。どうしろと…😭 大切で、大事にしたい相手と、殺したいほど憎い相手……。特にどうでもいい人。それらに抱く感情が全部同じなわけないだろう？『空気なんて読むな』という、空気を読んだセリフ生きても死んでも金がかかるだけと思うと嫌になるな。親友からの信頼を全て失った話ニートの姉私は死ぬべき存在なのです。私の勤務先の現場に、視察に来る本社の人に、皆内心迷惑しているんだよ！　本社の社員が、私達現場の人間を大切にしないの、私は何度も見て来てしまった辛い。フルートパートに所属している自分に後輩が出来た。自分は同じパートの先輩が好きだ。今日やっと気づけた。今までは後輩が居なかったから分からなかったのかもしれない。私のどうでもいい愚痴。夜中に友達とゲーム通話中、展開が凄くて思わず叫んだ。それで親が起きたらしい。「(小瓶主)を助けなきゃ」って思ったんだって。ラブソングを聞かせて