前から行きたかった学校。
制服が可愛くて。
先輩たちがかっこよくて。
憧れる吹奏楽部があって。
画期的な生徒会があって。
風通しの良い校舎、綺麗な景色。
進学率もよく倍率はえげつなかった。そんな中、必死に勉強して受かった学校。
とても行きたかったはずなのに、嬉しく無い。わがままな自分。贅沢って言われてしまうかもしれない。私もそう思う。
私はまた、学校に行くという選択肢を選んでしまった。今までは義務教育だったから、自分で選んだ道ではなかったけれど、今回のは完全に自分の責任だ。また教室に入らないといけないの?高校は今の中学より人数が多い。人が増えれば不快な音も増える。
そういうわけで今、私は素直に合格を喜べない。
私も、一人でめっちゃ頑張って進学校に進学したことがあるものです。
ひとまず、受験お疲れ様でした。
まぁ、私は、住んでいるのが田舎の山の中で、高校ではまず、町の言葉使いに直すところから、でした。
それに、高校に行ったら、まぁ、世の中には、勉強も運動も顔もスタイルも良くて性格もいい人がいるんだなぁ!て、ビックリ。
あと、勉強は、予習復習が大変。しかも、問題集も難しいのは解けないし!時間かかる~。しかも、通学も時間かかるしね。
生まれながらに不公平だよね。て思った。
しかも、文武両道で部活もしっかり。
それが、高2のクラスが面白かった。
大人しそうにみえる人も1人1人キャラがあって。認めあっていた。
一人は、机に作曲した楽譜を書いてる子とか。テストでその子の席になると、フケがいっぱい。でも、みんなに存在は認められてる、みたいな、そんなクラスでした。
で、進学校だからみんな進学するかと思ったら、就職を選ぶ人いた。私が、知ってるのは男子で税務署とか市役所。
お兄ちゃんが暴走族の総長って、子もいた。家で勉強できたのかなぁて思った。
授業中は寝てて、部活でバスケやってて、でも、成績よくて最終的には医学部に推薦で決まった子。
バイトは禁止されてるはずだけど、地元のコンビニでアルバイトしてる、て子もいたわ。
私は、今でも、無理して上の進学校にいかなかったら、違ってただろうな、て思うこてもある。
でも、これって逆に進学校にいかなかったら、行かなかったで、あの時、進学校にいっとけばなぁって、結局、後悔するんだと思う。
なかなか、力があるのに、それを押さえてあえて下を選ぶのは若いときは無理だよ。
朝、私が、高校の最寄りの駅から歩いてるとき、工業高校の制服着た男子が知り合いによってきて、
「俺も一緒に門くぐりてぇわ、ここ行きたかったなぁ。」て話してきた。
知り合いに聞いたら、来年、受験し直すつもりらしいよ、だって。そんな人もいました。
たぶんね、高校に行ったら、勉強以外にも才能を持ってる人が集まってきてるから
友達になれるとは別にして、新たな発見があるかも。
自慢してくるわけでもないけど、やたらと、色んなを言葉知ってる子もいたわ。
日曜日はサーキットでカートに乗ってる子。
私は、何にもない。親は中卒で溶接業。まわりは田んぼばかりで店もない。
だから、私は、親は全く勉強には口はだしてこなくて、勉強しろって、言われたことがなかったし、塾も回りになかった。
頭がいいわけではなかったからは、ひたすら勉強した。
あの時は、私も、不安な気持ちのほうが強くて眠れなかった。まわりは、楽そうに見えたしね。
私も、新しい一歩に出るときは、これで正しかったのかな?て、思ってしまう性格です。疲れます。
応援してます。