今宵は、私の大好きな映画作品『かもめ食堂』に癒されてます。
原作は群ようこさんで、映画を観た後に本を読み、主人公が日本を離れ、フィンランドへ渡った詳しい経緯を知りました。
しかし、映画の内容も劣らず素晴らしいです。
異国の地で、念願の食堂をはじめたものの、鳴くは閑古鳥…。
それでも店主の信念は変わらず、
「やりたくないことは、やらないだけなんです」
という言葉に、彼女をすくッと立たせるものを感じます。
素敵な作品は、目にした人に、きらりと光るきっかけを与えてくれます。
それは、“何時”、“どの様”なタイミングで訪れるか分かりませんが、初見で感じるものは、誰にもあると想います。
私も色々ありましたが、今、こうしているからこそ、その“何時”が訪れた瞬間に巡り合いました。
今さらながらに気づいたのですが、『かもめ食堂』は、女性版『深夜食堂』だったのですね。
お腹も心も満たされたひと時でした。