寂しさとか哀しみとか孤独感。
そういった所謂心の穴とは、
どうすれば埋まるものなのです?
今の私は、
誰かに愛される妄想をしながら
毎夜毎夜に涙と共に
夜に喰われる日々を費やし、
長い時が経っております。
とある男が言いました。
[俺は最近毎日寂しくて
どうにかなりそうなんです。
貴女を抱き締めさせて下さい。]
私は男に問いました。
[何故私なのです?]
男は俯き加減に答えました。
[貴女なら受け止めてくれるかと
思ったからです。
貴女が優しい人だからです。]
男は、自身には恋人も居らず、
抱き枕には抱擁相手の代理は努まらず、
毎日寂しくて仕方がないと
私に話しました。
抱擁相手も居らず、
寂しくて仕方がない気持ちは
私には理解できるものでした。
私自身がそうだからです。
そして同情心から
男の申し出を受け入れました。
しかし男の本心は違っていました。
男は私に、何度も何度も
無理やり口付けを試みました。
口付けはかわし切りましたが
私の抵抗も虚しく、
身体を触られ、首を舐められて
しまいました。
男は私を異性として狙って
いたそうで。
同じ寂しさという苦しみを
持つもの同士故、
理解してあげられると思ったのですが、
私の考えや気持ちは
不毛なものだったようです。
男は、私に一目惚れして
近付いて来たそうで。
腹が立ったので
2度と私に近付けない様に
釘を刺しておきました。
結局、私を満たすものは
無かったようです。
こうしてまた私は、
何故開きっぱなしなのかも
解からない心の穴とやらを
埋めるべく
今も、
安らぎと共に浸れる夜を
探しております。
自分の寂しさを埋めることができるのは、自分自身のみだと思います。
恋人ができると、寂しさが埋められたような気がするかもしれませんが、それは、相手に依存してしまっているだけで、別れればまた同じ寂しさに苛まれます。
あなたは何故寂しいのでしょうか?
何故哀しいのでしょうか?
寂しさを埋める方法は、開き直ることです。
他人なんて所詮他人。人間は孤独。誰にも期待せず、自分の人生は自分一人で背負って生きていく。どんな不幸なことが起きても、仕方ない、自分の人生なんてこんなもん、と開き直る。
すごくネガティブに聞こえるかもしれませんが、こう考えることができるようになると、世界が広がります。なぜか他人ともうまくいくようになったりします。結果的に人生が上手く回り始めます。これは体験した人にしかわからないかもしれません。
寂しさを埋めたいと思っている時点で、あなたは自分以外の外的要因に期待している、ということだと思います。そう思っている限り、寂しさが消えることはないと思います。
あなたの人生を幸せにできるのはあなただけです。諦める、開き直るというのは、失敗してもいいやと考えることですが、別の言い方をすると、失敗したとしても自分を責めない、ということです。自分を許し、弱い自分、ダメな自分を受け入れること。これも成長の一つだと思います。成長とは新たな能力を取得することだけではありません。自分を受け入れる、これが人間にとって1番難しいことかもしれません。
色々書きましたが、できることから一つ一つ、無理せずにやっていってみて下さい。
あなたは寂しい人なんかではありません。
偉そうにすみません。昔の自分を見ているようだったので、お返事書きました。あなたの幸せを願っております。