生きる喜びも、終わる名残惜しさも
全部分かったはずなのに
私の中に、
終わる恐怖心なんてどこにもなくて、
ただ何もしなくても良くなって楽になる、
って喜びすら感じる。
未来、今の辛いことよりも
楽しいことが待っているのは明白で、
それを楽しみにしている自分すらいるのに。
鏡に映る、頭を包丁で刺された私を見ても、
飛び降りた私を見ても、首を吊った私を見ても、
もはやそれは私の抜け殻でしかなく。
何か思うものもない。
生きたシカバネ。
拳銃で撃たれるか突き落とされるか、
頭包丁でぶっ刺されるかで死ねばいい。
ドン ドン グサ。