心が沈みます。
私の人生に光は訪れるのでしょうか。
現在、私は32歳で、脳に軽い患いを抱えております。
具体的に申しますと、脳幹という脳の主要な部分に、検査画像で見ていただくと白い影があるのです。
そして、身体の半身の痛覚がほぼ感じず、麻痺しております。
今はそれだけの症状ですので、思考も出来ますし、身体も動かすことができます。健常な方と同じ生活を送ることができるのではと自分では考えております。
ただ、約二年前の発見当時、脳腫瘍やパーキンソン病等を疑われ、精密検査やその他諸々を受けることになり、家族からの願いもあり前職を離職致しました。
それから、いつ倒れても良いようにと、家でじっとする日々を暮らしています。
あれだけ働いていたときに願っていた自由な時間がたくさんある生活ですが、空虚で不安な時間が流れるばかりです。
そして、長年付き合ってきた、小学校の頃の友人達にこのことを伝えると、暫くのち、途端に縁を切られるようにぞんざいに扱われるようになりました。
彼女達の生来の性格を考えますと、致し方ないことかと思われましたが、やはり実際にそのような態度を取られると塞ぎ込みます。
大丈夫かと言ってくれなくても良い。
心配も何も願いませんでした。
ただ、いつものように食事や些細な話をしていたかった。
そう願うばかりだったんです。
私の伝え方が悪かったのでしょうか、それとも、私が何か失礼な事をしてしまったのかもしれません。
しかしそれももうわかりません。
そうして、グルグルこの自由な時間に考えるばかりです。
こういうとき、私は無闇矢鱈に動き回って、仕事をしたり、趣味の図書館に駆け込んだりして、どうにか気持ちを晴らす人間でした。
しかし症状はまだ続いています、家族は、まだ一人で外に出て欲しくないと悲しい顔をするのです。
楽しい時間を過ごせてるよ。
家族にはそう伝えています、辛い現在などオクビにもださぬようしていますが、限界がくるかもしれません。
とても、辛いのです。
どうすれば、この心は晴れやかに暮らしていけますか?