いつもありがとう、って良い言葉ですね。
あなたも、お友達も、今、自分の世界をどんどん広げて、充実させていっている過程なのだと思います。
小さな世界の中にいる時、その中にあるものは、自分自身にとって相対的に重要度があがります。それをどんどん広げて、生きていく。大人になる過程です。世界が広がることで、重要じゃなくなるわけではないけれど、選択肢はたくさん増えます。
でも、この、小さな世界の中にあるものの大切さに気づく、というのは、かけがえの無い、大事なことです。
相手の反応を気にする気持ちに振り回されて、小さな世界を失う不安から、お友達が他の人と仲良くするのが嫌になっているのかもしれませんね。
今は、たった一人の友と思っているかもしれませんが、社会の中で生きていれば、これからあなたには、たくさんの出会いがあります。
多くの人は、あなたを大勢の中の一人としますし、あなたにとっても多くの人が大勢の中の一人ですが、お互いを唯一の存在だと思える人にも、これからきっと出会います。
あなたの、いつもありがとう、という言葉の中に、お友達への愛を感じました。愛する、というのは、祈る事や、許す事に似ています。相手の幸せを、ただ祈る。相手のあるがまま、存在を許し、相手に対して抱く自分の気持ちも許す。自分を許す事は、相手を許す事にも繋がっていることがあります。
大丈夫です。この世界は、捨てる、捨てないの二択ではありません。