私は都内大学に通う三回生です。
最近、初めて深刻なホームシックに陥りました。
私は昨年4月に東京の大学に編入学し、それまでいた地元の北海道から離れました。
一人暮らしは短大時代も経験していたので、特に東京での暮らしに不安要素はありませんでした。
案の定、昨年末までは順調にこちらでの生活を楽しめていました。
しかし、お正月に北海道へ久しぶりに帰省した際、実家の暖かさ・地元の安心感を痛切に感じました。
東京に帰る日には、飛行場で必死に涙を堪えるほど、帰りたくありませんでした。
そして、いざ東京に帰ってくると、何かの糸が切れてしまったように、東京での暮らしが怖くなってしまいました。
周りが知らない人だらけ、という状況が異常だと思ってしまうようになり、電車に揺られる間が苦痛で仕方なく感じるようになりました。
それまでは、せっかく上京したのだから、就職も東京で…と考えていました。
けれど今は北海道でのUターン就職を考えています。
その理由は、思い立ったら実家に帰れる距離感で生活をしたいからです。
やはり自分は、程よい田舎での暮らしが身の丈に合っていることに気付きました。
そしていつまでも親元に寄り添って生きて行きたいんだと気付きました。
同時に、自分の限界を知ったような気持ちになりました。
年を重ねていくと、親の老いであったり、自分の就職先、結婚、出産、育児、色々なことが頭をよぎります。
いつまでも私は若くありません。若さに強みを持つことの危機感を覚えています。
どうして漠然とした悩みを抱えている自分がいるのか理解できません。
直近で影響が出る悩みなんて一つもないのに。