天然ぶってる。
いい子ぶってる。
うざい。
臭い。
死ね。
そういう言葉をかけられる度に、私が削れていってた気がする。
傷つく度に。
傷つけたことに気づく度に。
どんどん私が減っていく。
去年、家でも私で居られなくなった。
小学生の時は、学校でも私で居られたのに。
苦手な体育では、失敗する度に冷たい目を向けられて、ペアになった子に申し訳なかった。
のび太より運動ができない私は、星の数ほど失敗した。
他の授業では、なぜか勉強ができると思われてたから、失敗するのが怖かった。
美術でも、下手なのにできると思われてて、皆私の絵を見て失望してた。
苦しかった。
その苦しみから解放されたと思ったら、また別の壁が待ち受けてて。
この向こうにも、また別の壁がある。
死にたいなぁ。
人間に生まれたくなかったよ。