痛いですよ、ものすごく痛いです。
だって刃物で傷つけているんですから。当たり前です。
多分、やってる人にしか分からない感覚なんですけど、ずっと切り続けると感覚が麻痺して痛みが最初より無くなるんですよ。慣れていくんです。私の場合は痛いよりも痒いになります。
そして、リスカなどの自傷行為をせざるを得ない方々は抱えきれないほど大きなモヤモヤを抱えてる場合が多いです。
そのモヤモヤを緩和する？ストレスを一時的に軽くするためにする方が多いと思います。
データにもあります。
自傷行為には、麻薬のように中毒性があります。最初は浅く短く切っていて少しの血で収まっていたことが、次第に麻薬のようにエスカレートし、深く切りたい、となっていくんです。
私も、最初は手首だけだったのに、肘まで伸びましたし、足にもやることがありますね。
怖い…ですか。怖くはないですね。
人それぞれなので怖いと思う方は沢山いると思います。でも、自傷行為に慣れてしまった方は何も思わない…気がします。むしろもっと切りたい…ってなるので。
自傷行為する人は、決してかまってちゃんとか、病みアピとか、そういう類でやってることは少ないです。稀にいますけどね。
8割9割の方々は1人きりでやります。ネット上では相談などという形でおっしゃる方はいますが、リアルでは少ないと思いますね。
そう、それが今問題視されているんですよ。
自傷行為をしていることを他の人に言えない、助けを求められない方々が大勢います。そして結局何も出来ず自ら命を絶つ方も。
近年増えているのは、学生さんたちの自殺です。
中には自傷行為をしていた人だっているはず。
だからこそ、相談出来る環境を作っていかなければならないのです。
自傷行為について、理解を深めなければならない。
心の病にも理解を深めなければならない、ただの気持ちの問題じゃないんです。
自傷行為は自殺を手繰り寄せる場合が多々ありますから。
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