結局私は傷つきたくなかっただけ。
弱虫な私は、自分を守りたかったんだ。
でないと、壊れてしまいそうだから。
結果逃げてしまったことになったんだ。
あのとき、本当に向き合って話が少しでもできたら
ほんのちょっとのズレや過ちに気づけたのかもしれない
それ以上あなたを傷つけることもなかったのかもしれない
もう遅いのに、懺悔することしかできない。謝っても謝りきれない。
遅かったんだ。
こんなに大切な人を傷つけてしまったんだって、
それは大きな悲しみとして私に返ってきた。
因果応報だ。
この傷は戒めとして、一生背負うことになるだろう。