幽霊とか不思議な現象が嫌いな方は、つまらないと思います。信じてる、興味がある方はぜひこの小瓶を

幽霊とか不思議な現象が嫌いな方は、つまらないと思います。

信じてる、興味がある方はぜひこの小瓶を拾って下さい。





私が幼稚園くらいの頃の話です。

いつものように、私は親より先に寝ていました。
だけど、私は夜遅くに目を覚ましてしまいました。起きていたはずの親が隣で寝てたので、たぶん深夜くらいだと思います。

畳の部屋に家族で川の字で寝ていて、畳の部屋と隣部屋は襖で仕切られていますが、その襖を外していました。なので畳の部屋から隣の部屋はまる見えな状態です。

私は端っこに寝てたので、隣の部屋がよくみえました。

なかなか眠れずにいた私は、ボーっと隣の部屋を眺めていました。その時、ゆらゆら何か煙みたいな、空間みたいなのが揺れて、そこから変な物体が現れました。骸骨のような、暗くてよく見えなかったのと、記憶が曖昧になっているのとで、どんなものだったかはっきりはわかりませんでした。

その物体は、何かをボソボソ言ってたけど、よく聞こえなかったので、私は小さい声で「なに？」と聞きました。でも何と言っているか聞き取れませんでした。私は怖くて、泣きそうになりながら隣で寝ている父を揺すって「起きて、起きてっ」ってかすれそうな声で言いました。でも父はまったく起きません。私は諦めてまた物体のいる部屋をみました。物体は消えていました。
だけどすぐにまたゆらゆら現れて、私に何か伝えようとボソボソ言います。私は泣きながら布団を被り「わかんないよ」と言いました。すると物体の気配が消えました。

しばらくして落ち着いた私は、布団からでて、物体のいなくなった部屋を眺めていました。するとまた、ゆらゆらとでてきたんですが、今度は３体(？)でした。やっぱりまたボソボソ、モヤモヤ何かを言っています。でも今度は３体。暗闇がカラフルにチカチカして、私の目がおかしくなりそうで、そして怖くて私は目を強く閉じて必死に無視しました。
すると物体の気配がなくなったので、目を開けるとやっぱり物体はいなくなっていました。しばらく様子をうかがっても、物体は現れませんでした。そこでやっと、私は眠りにつきました。

この話をすると、みんな夢をみていたんだといいます。
だけど夢だとは思えなくて、夢では納得できなくて、今日まで心に閉まっときました。


長く、まとまりのない文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ただ、私は夢だったとしても、あの物体が伝えたかったことを聞き取れなかったのが、なんだか寂しいような、悲しいような、変な気持ちです。