ゲイの将来。20代半ばのゲイです。同性愛者であることはうすうす気づいていながらも、考えることをずっと避け続けてきました。しかし周りも結婚

同じ身の上です。

僕も友人が結婚したりしていますが、僕にとっては結婚などは別世界の話なので、もはや羨ましいとすら感じなくなりました。

恋愛話をかわすとか、ゲイっぽいと言われるとか、腐るほど経験してきました。何度経験しても慣れませんね。

僕自身、少しも立派に生きていないので、アドバイスなどできる立場ではないのですが……最近、一人、僕のセクシャリティのことを理解してくれる友人に出会い、かなり救われました。人間関係は、やはり大切にされたほうが良いかと思います。

こんにちは。
私は、性別で悩んでいる者ではないのですが…お返事してもよいですか？

小瓶を読んで、種類はちがえど、何となく私と同じところでつまづいておられるのでは？と感じました。

悩み全般に言えることなのかもしれませんが、自分を自分で認められないが故に、苦しくなっているというのは、確かにあるなぁと思います。

小瓶主さんも、要するにそこがポイントなのではないでしょうか。

ゲイなのかもしれないけど、認めたくない。
違う自分に生まれたかった。
こんな自分は嫌だ。

でも、事実は、ストレートではない自分。

この葛藤がある限り、苦しさはなくならないと思いませんか？
簡単ではないのは、重々承知しています。言葉が軽く聞こえたらすみません。

でも、現実の自分をしっかりと認めると、本当に楽になりますし、ものすごく生きやすくなります。
逆に、現実の自分を受け入れられないと、どんどん辛さが増していきます。
自分を嫌いになり、果ては自分の存在意義までも分からなくなってしまいます。

私も身をもって経験し、どれだけ自分を認めることが大切なことかを嫌というほど知りました。

小瓶主さんも、少しずつ近づいてみませんか？
ゲイの自分。というのではなく、まずは、ゲイの自分を認められない自分。というものを認めてみるだけても、違ってくると思います。
よかったら、参考にしてみて下さいね。

とても素直で正直な小瓶主さんが文面からにじみ出ていました。
私は好きだな。
応援してます！

初めまして、私もあなたと同性代のゲイです。

私も、あなたと同じとは言いませんが、似たような経験や辛さを感じたことがあるので、お返事をと思いいたりました。

同級生や周りの知人友人が誰かと結ばれていく様を見ていると不安になりますよね。周りと同じ様に振る舞えない自分に嫌気がさし、かといって周りの用になりたいと思えない自分に焦り、自分の願望さえもわからなくなり･･。

ゲイである事をオープンにできない環境に生きていると、嘘をつき続ける事が必然となり、嘘に慣れ、私自身も本当の気持ちが分からないまま年を重ねています。

私は小さい頃からあまり男らしい方ではなかったので、大学に進学するまでいじめられていました。なので、"周りから浮く"ことや"嫌われる"という事象に過敏に反応してしまい、より分厚く嘘のバリアをはる癖がついてしまいました。嫌われたりいじめられるより、ヘコヘコしたり嘘ついてでも嫌われない程度の立ち位置にいる方が楽だと気づいたからです。

もっと端的に述べてしまうと、誰かに傷つけられるより、自分で傷つく方が、あらかじめ予想できるダメージに対処も自衛もできるから楽だからです。嘘をつき続けて自分がわからなくなる、と言うのはつまり、もう自傷が日常になり、自傷による心の痛みには鈍感になってしまっているのでしょうね。

勿論、自傷をやめる、つまりは嘘をつくことをやめるのが単純明快な解決方法なのでしょう。でも現実にはそんなこと不可能ですよね。私だって、嘘をつくのはやめてありのままに振る舞った方が楽だよと言われて「そうだね」と一つ返事に実行に移すなんて、とてもじゃないけれどできません。

なので私なりに自分を癒す術を模索しました。幸い仲の良い友人（女性ですが）にはゲイであることを打ち明けているので、その人達をよく話すようにしました。
また、私は他の人の経験に共感したり、その辛い体験やエピソードにどう対処したかを知る事でもホッとすることに気付き、ネットの海や本からそういったゲイで辛い思いをしてる人の話を読み漁りました。
あとはドラマ、特に海外ドラマではほとんどと言っていい程にゲイや他のマイノリティーの方が取り上げられているので、そういった、例えフィクションであったとしても、ドラマ等を鑑賞して自分の"擬似体験(経験？)"として心にとめておくことで、辛いときに見返したりして、自分を癒す術を持っておくようにしました。

勿論、あなたにこれをすれば必ず良くなるよ、という保証をしたいわけでも、提案をしたいわけでもありません。私は私なりに、自分が安心できる術をひとつふたつ持つことで、辛さを乗り越えるための補助輪の様な存在を得る事ができたというだけの話です。

それでもやはり、自分を知ってくれている友人が一番力にはなりますが･･！

それでも、辛い場面に出くわす事は沢山あるでしょう。現に私も、毎回もう駄目だ･･と思う事が幾度となくあります。
SNS等で他のゲイの人はどう過ごしてるのかと思いたち、アカウントを見に行ってみると皆楽しそうにしてたり、たくさん友人知人がいたりして、ゲイというマイノリティの中で更に浮いてるように感じた時なんて毎回死ぬしかないと思う程です･･笑

でも同じように、辛い経験をしてこうして素直に苦しい心の内を吐露してくれている方をみると、私だけではなかったのだな、と思い、少し元気が出ます。

もし人間関係を築きたいのであれば、やはり行動するしかありません。待っていても誰かが寄り添ってくれる未来はなかなか来ません。
私自身、こうして凹み、誰か何かに癒し癒され、少しエネルギーがたまったら新しい誰かと交流を深めるために一歩進めてみる、を繰り返しています。
掲示板でメッセージのやり取りする相手を見つけたり、同じゲームで遊ぶ仲間でゲイの人を探したり･･。それでも知らない人と接するわけですから、傷ついたり、疲れたりは勿論します。時には何でコイツら自分と同じ境遇なのにこんな幸せそうなんだ、こらっ、と思うこともあります。
自分って小さいな、なんて思うこともありますが、人間そんなもんだと思うようにしています。直接ぶちまけたり、しない限り、少し愚痴としてこぼすくらいは人間らしい行為なのだと思います。

人間社会で生きていく上で、完璧に傷つかないようにする事も、そうなる為の方法も無いでしょう。なら、傷ついたあとのケアに視点をかえてみるのもひとつじゃないかな、なんて思い書き込みました。

あなたの望むような回答はできていないと思います。
ただ、私だけでなく、あなたと同じように傷つき、自分を見失っている人はたくさんいると思います。
同じ境遇の方からの他の声が届き、そこから少しでも自分を知る手がかりや助言が見つかるといいですね。