もの心ついた時から今日まで正直、何も良い事なんて無かった。
実の父親は会った事も無い上、名前も知らない。(生きてるんだか死んだのかも謎)
母親は私が小学校の低元年の頃、散々 家出をした挙句、自分の老後を案じて再婚。
相手方の要求も有り私は祖父母に育てられる事となった。
その後、弟達が出来たものの…母から(人前で母と呼ぶな)とか(生みたくて生んだんじゃない)
等と言われ心は粉々になった。
だから幸せそうにしている親子が大嫌いである。
更に小・中・高とイジメられっ子で(最近ほど酷いものではなかったが)言葉の暴力に仲間外れ
を受け毎日が苦痛で堪らなかった。
それでも、いつかは自分にも良い日が訪れると信じていた。
しかし…信じた分だけバカをみる。
夢を抱いていた時もあったけど叶える事はおろか挑戦する事すら許されなくて…諦めて普通に
就職したけれど、それも家庭事情で退職せざるを得ず、それ以後は社員で働ける口も無く、もっぱら
パートやバイトばかり。
勤めても会社都合や体調不良などで転職を繰り返した。
齢を重ねると周囲も煩く渋々、結婚したがゆえ相手の家族と折り合いが悪く僅か6年で×1に…。
それから間もなく身内が相次いで他界。
その関係で母達と暮らす事にはなったが所詮、苗字も違うし今更感があり私は居候の様な気分で
気を遣う毎日に(もう、いい加減、死ねたら良いのに…)と思い続けている。