某作家のタイトル模倣。
それはそうと、本当に交友関係が広い人には脱帽する。
私は、いわゆる遊びに行く友人は片手で数える程度だ。あとは親と彼氏。
当たり障りなく職場ではコミュニケーションがとれるが他人への興味が薄い。
学生時代はもっとみんなの輪に入りたい!とか、部活仲間と仲良くしたい!とか、何名かの友人と遊んでいたが、成人してからめっきり、特定の友人としか遊ばなくなった。
一人で行動することが苦ではない。
長年彼氏もいなかったため、世間のイベントにあまり参加することもなく、一人で遠出することも多かった。
元々の趣味がなかなか人と共感しにくく、一人で没頭していた。
しかし最近、SNSで昔の同級生たちの姿を見ると、親しい人がたくさんいるのだなあと少し寂しくなる。
結婚式に呼ばれた時もそう。招待する知り合いの多さに唖然とする。
数少ない友人はかけがえのない存在だ。増やしたい!とやすやす思うわけでもない。
が、自分は人脈作りとか、そういう類のもの、苦手な人間なんだなあとしみじみ思ったのである。