君が一番好き。今まで出会った誰よりも綺麗。ずっと一緒にいよう。
一緒に未来を見て、住む場所も家も二人で話してたのに、浮気されていることに気づいた。ある日インスタで見つけた彼と知らない女の子の写真。私に似た長い黒髪と切れ長の目。
悔しくて、認めたくなくて、浮気を問いただせなかった。まだ、私と一緒にいたい？と聞くことしかできなかった。私の質問に答えず、きみは？と聞き返した彼。ずるいよ。私に言わせるの？こんなやつこっちから願い下げ！と思った。もう、会えない。あなたが遠く感じる。というと、きみがそう思うならもう別れるしかない。でもこれからもずっと今までと変わらず電話もメールもしたい。と彼。
ずるいよ。振るならちゃんときっぱり振ってよ。辛いからもう連絡はできないって言ったのに毎日、君から連絡がないと寂しいってラインがくる。私が更新したSNSに一番にLikeをつけにくる。中途半端なことすんじゃねえよ。優しさのつもりか、なんのつもりか知らないけど、お前の名前を見るたびに苦しくなるからやめて。やっとの思いでブロックしたLine。写真も全部消去。見るたびに悔しくて憎悪が止まらないから。不幸になれ。死んでしまえ。って思うから。出会わなきゃ良かった。記憶から消し去りたい。時間が解決してくれるっていうのなら、早く10年でも15年でも経てば良いのに。そしたらきっと彼の顔も、名前も、声も、存在さえも忘れちゃうかもしれない、そうなればいい。消えてしまえばいい。
だけど、一緒に聞いた曲がふと街でながれると彼が恋しくてたまらなくなる。そんな自分が一番嫌いで、悔しい。
泣きたい時は泣いたほうがいい。
涙で流せば気持ちは落ち着いてくるから。
思い出って多くなればなるほど別れが辛くなるでしょう。
でも、あなたは彼と真っ直ぐ向き合ってきたのだからあなたはあなたを責めないで。
彼はそういう人間だったことが今分かって良かった。だってそんな人と結婚しちゃったら大変ですから。
彼は自分に酔っていたい人間だったんです。
モテている自分に酔いしれていたいだけで、だから女性に優しいのです。でもその優しさは自分を引き立たせるために振る舞っているだけの偽りの自分の為だけの優しさです。
本当の優しさを彼は知らない。もしかしたらずっと死ぬまで分からないまま自分に酔っていることでしか自分を守れない人なのかもしれません。
見せかけだけの偽りの優しさに振り回されなくて済むから良かったです。
