少し前のニュースでよく流れていた映像ですが、ボランティアの人が豪雨により家に入った土砂を外に運び出しているのを見て、母が必ず「意味がない」と言っていた。わたしはそれがすごく嫌でした。
「土砂をかきだしたってもうどうせ住めないんだから、そんなことするより他の復興をすればいいのに」と、毎日そればかり。
そんなこと言う母が嫌で嫌で仕方なかった。
住む、住める希望があるからたくさんのボランティアが頑張っていたのだと思う。
体験したことがなく分からないけれど、避難所での生活から抜け出せるのならどんな家でも帰りたいのではないかな。
シンゴジラで「避難をしろということは、今の生活を全て捨てろということだ」みたいな台詞があった。
暑い暑い、それこそ災害のような酷暑の中、大勢の人がいる慣れない場所で寝泊まりをして、大切なものはほとんど自分の家にある。
そんな心情を思えば今でも胸が苦しくてたまりません。
あんなに土砂が流れてきた家はもう住めないんですか?
その場合東日本の震災のときのような仮設住宅か何か建てるのでしょうか?一から自宅を建て直すのですか?
あんなことばかり、今でも言う母に腹が立ちます。
どこの被災地もどうか災害前のような生活が取り戻せるよう祈るばかりです。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
私はどちらかというと主さんよりの感覚なのですが、お母様の気持ちも無いわけではないのです。
そこから前に進むという意味で、どう見切りをつけるかは大事かと思います。
ただ、土砂を運び出すのは、住むためもあるかもしれないけど、大切なものを探し当てるためかとも思っていました。
泥だらけでも持っていたいもの、今までそこに居たという証、そういうものを探すということもあるのかと。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項