時折、古傷が痛むことがある
決まって手首の物だけで、太腿の3ヶ所は痛くないから内心首を傾げている
やはり傷と神経の数だろうか、前者は夥しくて数えるのも面倒になった
あとは…二回の手術の瘢痕にも違和感を覚えるけれど、そう頻繁には起きないから耐えられる
それに、これに関しては正直なところ心因性のものだと思う
チクチクだったりズキズキだったり痛みは日によって様々で、煩わしくて誤魔化したくて私は引っ掻きまくる
その度に傷跡がぬらりと浮かび上がる
今更思うところはないのだけれど、決まって思い出すのはいつかの知恵袋の回答だ
この手の痛みについて書かれた質問に対して、『自分を労ってほしいという体からのサインだと思います』といった趣旨の文章だった
この優しい発想には辿り着けなかったから、思わず目から鱗が落ちた
跡が出来た時点で真皮以下まで到達したという意味だし、ターンオーバーを考えても(レーザー治療などしない限りは)傷跡は一生残る
切るほど苦しんで得た訓戒と自罰を忘れたくないのに、最近になって時々消したいと思うようになった
未だに自傷したくなるからその反動か、それとも当時の私への裏切りか
心底真似したいと思った考え方には、私はまだまだ遠く及ばないらしい
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その傷を消したいと思うのはもうあなたが「自傷なんてしない。」「もうこの傷が無くても生きていける」と心の底からの叫びが伝わってきたからだと思います。
誰もが考えそうな考えで申し訳ありません。
あなたの文章を見ていると、とても興味深くてついつい返信してしまいました。
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