シンデレラに魔法をかけてきれいなドレスと馬車を用意して素敵な王子様のもとへ行かせた魔法使いの妖精は幸せに

ひとつだけ質問があります。同性愛含みます。
私は女です。大学生です。いままで3人の女性を好きになりました。
でも、自分の思いが報われるなんて思えませんし、好きな人には幸せになってもらいたいです。
だから、いっつも好きな人の親友になります。いつでも相談にのり、傷ついているようなら美味しいものやきれいな場所に一緒にいきます。
少しでも彼女が幸せになれるように、全力でエスコートします。

彼女に好きな男性ができたときには、せいいっぱい応援するように心がけています。

男だったらいいのに、とよく冗談交じりで言われます。
ここで、ひとつだけ質問です。

シンデレラに魔法をかけて、きれいなドレスと馬車を用意して、素敵な王子様のもとへ行かせた魔法使いの妖精は幸せになれたのでしょうか。

意味不明と思うかもしれません、しかし、最近ずっとこの疑問が頭をよぎります。もしも妖精が彼女を愛していたのなら、なんてバカなこと考えてしまいます。

みなさんは、どう思いますか。
お忙しいかと思いますが、どなたか、どうか、教えてください。

名前のない小瓶

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ななしさん

人の幸せのお手伝いをした人なのだから、幸せになれる。
魔法使いの妖精も、あなたも。

というのはあくまで私の考えです。
答えと言うには簡単すぎますか？

ななしさん

幸せとは誰が決めるのでしょうか。

好きな人と結ばれない人は全員不幸でしょうか。
何らかの理由で恋を諦め、相手の幸せを祝福する。そういう人はみんな不幸で可哀想なのでしょうか。

妖精がシンデレラを愛していたなら、魔法で自分に恋をさせることも出来たのでは？
それをせず王子さまのもとへ行かせたのは、世界で1番シンデレラを幸せに出来るのは王子さまだと思ったからではないかな。

好きな人が世界で1番幸せになる、その手助けをした妖精は、可哀想だと思いますか？

綺麗事ですが、そんなにも愛せる人に出会えた事自体が、紛れもなく幸せな事だと私は思うのです。

だから、もしあなたが落ち込むことがあったなら、どうか胸をはって下さい。
そんなにも人を愛せる事に自信を持っていい。
そして、想いを告げられなかった、その手で相手を幸せに出来なかった自分の事も、いつか少しでも許せるといい。

意味伝わるかな？
長々とごめんなさい。

ななしさん

十年ほど前に読んだ本の記憶なので、自信はないのですが…。

シンデレラの母は亡くなって、継母たちがやってきました。
あの魔法使いは亡くなった母らしいのです。
（原作では魔法使いとしてではなく、木を揺らす風になっていて、木が揺れるとドレス等が降ってくるような場面だったと記憶しています）
自分の死後、つらい目に遭っている娘を心配しての行動だと思われます。

最愛の娘が幸せになってくれたのなら、親としては幸福なのではないでしょうか。

と言っても、あなたは想い人の親ではないのでそうもいかないのでしょう。

私自身、初恋の先輩（同性）が結婚したことを知り、職場でめそめそと泣きました。
一方的な片思いで特別な関係にもならずに、卒業とともに疎遠になっていました。

キスしたいとか裸みたいとかではなく、プラトニックで良いなら友達同士のお付き合いでも十分ではないのでしょうか。

ななしさん

美しい彼女達の王子様に成れないその人は
せめて優しい魔法使いでありたいと呪いをかけた
彼女達の前では魔法使いになる
彼女達の前では更に優しくなる
そんな呪いをかけた

「あなた偽者だわ」
耳元で妖精がささやく
「本当の魔法使いは生まれついての魔法使い」

かけた魔法が本物ならそれでいいではないかと
そういう人もいるでしょうが
人魚が人に恋をするのはやはり辛い事に思います
海にその目を向けるのは無理な事なのでしょうか

ななしさん

まず一つ。
妖精のは仕事。
神様に与えられた罰。
仕事をこなしても幸せになれるわけじゃない。
仕事の対象者に恋しても罪が増えるだけ。

二つ目。
君は美しすぎる。
顔は知らないけど行動がね。
エスコートのような安心感も必要だが、時には壁ドンみたいなキュンキュン・ドキドキ感のプレゼンターにならなければならない。
そういうのないとただの良い人になってしまうし恋愛したとしても長く続かない。
俺は異性にしか恋愛対象として見れないけど、同性愛があっていいと思う。

妖精になろうとするな。
好きなら相手の心を奪い取れ。
がんばれ！

ななしさん

【小瓶主さんからお返事きたよ】

質問させていただいた者です。

みんなさん、心のこもった真摯なお返事本当にありがとうございます。

とても心に響きました。

大切に、ひとつずつお返事させていただきます。
一通目の方、
人の幸せのお手伝いをした人なのだから、幸せになれる。

そうなのかもしれません。
幸せというものの捉え方次第なのかもしれせん。
『幸せは、いつも自分の心が決める』
そう教わったことがあります。

ただ、大切な人の幸せを自分の幸せと思えるほど、まだ私は大人になり切れていないのかもしれません。

相手に幸せを与えれば、いつか等身大でその幸せが返ってくると、見返りをどこかで期待してしまっているのかもしれません。
返ってくることはないんだと、頭でわかっていて、そんなもの最初から求めてなどいないと口で言いながらも。
妖精なんかの足下にも及びません。

もしも純粋に、自分の幸不幸抜きに、誰かの幸せを願えたのなら、きっと幸せになれるのかもしれませんね

いつかそう思えるように、努めて行こうと思います。
ありがとうございます！

ななしさん

シンデレラに出てくる魔法使いは、幸せだったと思います。
相手の幸せを願い、手助けする。
それは、あの魔法使いにとって『幸せ』と考えていいと思います。

幸せって、人それぞれ違うと私は考えます。

自分が手に入れる『幸せ』と、
誰かの幸せを願う『幸せ』と、
それぞれあるのではないでしょうか？

例えば、
美味しいものが食べられただけで『幸せ』と思うこと。
宝くじがささやかな金額でも当たって『幸せ』と感じること。
愛する誰かと生きていける『幸せ』。
これらは自分が受ける側ですよね。

反対に、
年賀状などで相手の健康を祈ることや、
誕生日などにお祝いの気持ちを持つこと。
これらは周りに対してのことですよね。

相手の気持ちを考えず、押し付けるものは幸せとは言えないけれど、
相手の気持ちを汲み取り、そのうえで相手の幸せを考える。
難しいけれど、あなたはそれができているように思います。

好きな相手が幸せであれば、それが幸せ。
それは、私自身もそう思います。

そういうあなたに、誰よりもたくさんの幸せが降り注ぐように、心から祈っています。

ななしさん

【小瓶主さんからお返事きたよ】

小瓶を流した者です。

2通目の方、お返事ありがとうございます。

たしかに、好きな人と結ばれない人が全員不幸ではないと思います。
もしそうだったら世の中はきっと寂しさと悲しさで溢れてしまうと思います。

こんなにも愛おしいと思える人に出会えた事は、おっしゃる通り幸せなことなのかもしれません。
愛おしく思う人の存在が、私を強くしてくれることもあります。たくさんの幸せをもらいました。
しかし、最後に誰かのもとへ彼女が行ってしまった瞬間、それらの幸せはまるでぜんぶ嘘だったみたいに、一瞬で跡形もなく誰かのもとへ行ってしまったように感じてしまうんです。
独占欲かもしれません。

愛する人の幸せが私の幸せだという思いと、一緒に幸せになりたかったという思いがせめぎ合います。

こんなに愛せる人に出会えたことが幸せなんだと言い聞かせても、自らの手で彼女を幸せにできない事実、返ってくるとことのない一方的な思いに寂しくなります。

結局のところ、私はそんなにきれいな心の持ち主でないことがいけないのかもしれません。
これは自らも幸せになりたいと思ってしまった罰なのかもしれません。

その償いにして軽すぎますが、シンデレラが少しでも王子様と仲睦まじくいられるように、頑張ろうと思います。

ななしさん

幸せだと思う気持ちと、自分が幸せにしたかったって両方の気持ちの間で揺れ動いてるのではないでしょうか。
きっと自分の中で気持ちの整理がつくまでは、二つの気持ちの間にいても良いと思いました。

どっちにしても、相手に幸せになってもらいたいって事にかわりはないと思います！

ななしさん

【小瓶主さんからお返事きたよ】

小瓶を流したものです。
皆さん、たくさんのお返事、本当に本当にありがとうございます。

三通目の方へ
シンデレラの魔法使いはお母様はだったのですか！
はじめて知りました。親の愛は本当に無償の愛なのですね。尊敬します。
たしかに、好きな人の側で笑いあうプラトニックな関係も素敵なように思います。しかし、それで満足するには独占欲や、自分を頼って欲しいと思ってしまう心が邪魔をするんです。
こんな自分なのに、、
無理なものを求めようとすることは本当に非合理的で、非生産的だと思います。
なのに、切なくなってしまう、、
好きな人が結婚してしまう。
その1日だけは、どうか幸せを願えなくなってしまって、自分の事を思って泣いてしまったとしても許していただきたいですね。
想像するだけで、心がズキズキします。
いつの日か、心から無償で大切な人を想えるように。それを自らの幸せと心から想えるように、いまは上辺だけでも頑張ろうと思います。
本当にありがとうございました！！

4通目の方、
偽物であることには変わりないと思います。
偽物ですけど、たしかに魔法だけは本物だといいのですが、、
気遣いが行き過ぎて重たくならないように。バレないように気は抜けませんね。

海に目を向けることは出来ません。
一瞬垣間見てしまった陸地のその人は本当に綺麗だったんです。
足がほしいと思ってしまったんです。
好きになる相手は選べないと思います。少なくとも、私は選ぶことは出来ませんでした。なので、もしも始めからこうなる運命だったのだとしたのなら、せめて好きな人が幸せでいられるようにしたいんです。
他に出来ることがないから、っていうのも理由かもしれません。

いっそのこと、思い切って海に引き摺り込んでしまいたくなりますけど。笑

お返事、ありがとうございました！！
大変励みになりました

ななしさん

お母さんだよって書こうとしたらもうでてたね。
母親は死んでも子を想ってるってことだね。