長所なんて、本当はいらなかったんです
私の長所を言って欲しかったわけじゃないんです
ただ
誰よりも大好きだよ
って抱き締めてほしかっただけなのかもしれないです
だから私には長所なんてないんです
貴方が私のことを
他の誰よりも必要としてくれるだけでよかったんです
きっと
嫌われるのが怖かったんです
誰かより劣っている自分が嫌われてしまうんじゃないかと不安だったんです
必死でした
頑張ってみました
でも結局は私
全部空っぽだったんです
でも
それでも貴方に
世界中の誰よりも愛されたかった
誰にも負けたくなかった
貴方が大好きだから
~と同じくらい大好き
なんて言ってほしくない
大好きだって
愛してるって
誰よりもって
私の中で貴方が愛してくれそうなものを探してた
それだけだったんです
貴方からの愛は私はものすごく伝わっている
虐待とかDVとか兄弟との差、不足した愛情なんて私には別世界
普通に、嫌普通以上に愛情を注いでもらってる
でも
贅沢だけど
大好きな貴方の一番になりたいんだ
弟や父さんと同じくらいに好きは嫌なんだ
一度でいい
世界で一番私を大好きになってください
貴方がそうしてくれるなら
私は長所なんてなくても
胸をはって生きていけるかもしれないんです